昨日行われた、ソフトバンクの決算発表。
Twitter + Ustreamでの動画中継という事で、Twitterでも話題になっていた
ソフトバンク、2009年度第3四半期決算は最高益を更新(ケータイWatch)
発表の中で、『面白いな』と思ったのがARPUの構成内訳が解るこの資料。
簡単にまとめてみると、
- 端末割賦請求額
- あんしん保証パック
- 基本料 + 音声ARPU
- データARPU
1,500円前後の水準で推移
300円前後で推移
2,000円前後で下げ止まり
2,000円前後。成長中
となっていて、端末割賦請求金額がARPUの25%ぐらいを占める重要な収入源という事が解る。
これまで、『ARPU』の音声、データ以外の金額が明らかになったデータって少なかった気がするので、このデータは興味深い。
例えば、1,500円の端末割賦代金を24ヵ月すれば、36,000円となり、割賦支払いを行っていない(一括払いまたは割賦期間終了)のユーザの割合が仮に全体30%とすれば、
36,000 / (100% – 30%) = 51,400円
となり、SoftBankの端末代金が大体見えてくる気がする。
※そもそも、割賦支払いしてないユーザの割合とかはあてずっぽうではあるけれど(^ ^;
純増契約数は暦年で2年連続で第1位。ARPUは初めて前年同期比を超えたという。孫氏は「ARPUは減少するというトレンドはいよいよ底打ちし、反転した」と位置づけた。
とコメントがあるように、今後ARPUは改善していく模様。
その他、動画配信サービスのUstreamへの出資が発表されたりと、何かと話題の決算発表。