2010年4月末時点での契約者数が公表された。
4月の携帯・PHS契約数、ソフトバンクが純増首位に – ケータイ Watch
大手3キャリアの純増数では、
SoftBank > NTTdocomo > KDDI
となっている。
で、UQコミュニケーションズの報告が毎月になるのをきっかけに、『開業から14ヶ月時点での契約者数』での契約者数をイー・モバイルと比較してみた。
事業者名 | サービス開始 | 比較時期 | 14ヵ月後の契約者数 |
---|---|---|---|
UQコミュニケーションズ | 2009年2月 | 2010年4月末 | 173,700 |
イー・モバイル | 2007年3月 | 2008年5月末 | 503,900 |
開業から14ヶ月時点では、UQコミュニケーションズの契約者数が、イー・モバイルに比べて約3分の1になっている。
で、この数字をどう思うか?と言われると、あくまで個人的には『UQ WiMAXも案外健闘している』と思う。
と言うのも、イー・モバイル開業時点では、既存の大手3社はHSDPAでの(PC向け)定額データ通信は提供していなかったわけで、そこに対していきなりHSDPAでの定額データ通信を提供したのがイー・モバイル。
その後、NTTdocomo、KDDIからはPC向けのデータ定額サービスが提供されており今に至るわけだけれど、UQ WiMAXはこれらの3Gサービスとの競合の中で、約3分の1のユーザを獲得。
という点を考えると、案外健闘してるなぁ。と思う次第。
日ごろは、あんまりモバイル環境でPCでの通信を行わないので、3Gでも十分。な自分な自分としては、『使いたい日だけ使える』というUQ 1 Dayの利便性が非常に魅力的ではあるんだけれど、UQ WiMAXは『最終利用から1ヶ月経過後にアカウントが消去される』というちょっと利便性の良くない仕様なのが残念な点だったり(^ ^;
関連エントリ:久しぶりにUQ 1 Dayを利用する際の注意 | shimajiro@mobiler
今のところは『PC用のデータ通信端末(またはチップ)』での提供しかないUQ WiMAXだけれど、いずれハンドセット型の端末も発売されると思うので、その時にどういうアプリケーション/サービスが乗っかってくるのか。というのは興味深かったり。