毎月購入している雑誌『MONOQLO』の8月号で、『モバイルバッテリー比較特集』がされていた。
誌面で紹介されていたバッテリーのスペック等をまとめてみたので紹介。
■内蔵バッテリタイプ
メーカー | SANYO | SANYO | SONY | Energizer | ケンジントン |
---|---|---|---|---|---|
品名 |
eneloop mobile booster KBC-L2AS |
eneloop mobile booster KBC-L3AS |
USB出力機能付ポータブル電源 CP-ALr |
Energizer XP4000C |
Travel Battery Pack and Charger for iPhone 33456 |
実勢価格 (Amazon) |
4,230 | 3,100 | 3,130 | 11,754 | 8,780 |
バッテリ | 内蔵バッテリ | 内蔵バッテリ | 内蔵バッテリ | 内蔵バッテリ | 内蔵バッテリ |
電池容量 単位:mAh |
5,000 | 2,500 | 1,120 | 4,000 | 1,500 |
サイズ (W * D * H) 単位:mm |
62 * 22 * 70 | 70 * 22 * 39 |
USB 出力部 58 * 17.5 * 65 AC入力部 58 * 21.5 * 56 |
74 * 16 * 114 | 37 * 20 * 95.5 |
重量 | 約130g | 約70g |
USB 出力部 約63g AC入力部 約45g |
約139g | 約95g |
出力端子 | USB * 2 | USB * 1 | USB * 1 |
USB * 1 DC 8.4V-9.3V |
iPhone用端子 |
出力時間 |
1端子:4時間 2端子:2時間 |
2時間 | 1時間 | iPhonの動画再生:13時間 | iPhoneの動画再生:7時間 |
充電時間 単位:時間 |
7時間(AC) 14時間(USB) |
約7時間 | 約3時間 | 約4時間 | 不明 |
『eneloop mobile booster』の容量の大きい方『KBC-L2AS』を普段使っているけれど、スペック表を改めてみてみると、充電時間がACで7時間とかなり長い事に気付いた。
但し、実際の使い方としては、
『日中に使用して、夜寝る前に充電』
という使い方をすれば、7時間と言う充電時間もさほど問題にはならないと感じている。
同じく『eneloop mobile booster』シリーズの、『KBC-L3AS』は容量が小さいのと、充電がUSBだけなのがネックか。(L2ASはACから充電可能)
面白いなと思ったのが、SONYの『CP-AL』
USBバッテリの部分と、ACから充電する充電の部分が別々に構成されていて、バッテリとして利用する際はバッテリ部分だけ持ち運べばokで、充電する時にAC部分とドッキングする使い方が出来て、バッテリ部分だけを手軽に持ち運べるのが特徴。
Energizerの『XP4000C』はちょっと値段が高いけれど、その分バッテリとしての性能は高いようで、iPhoneの動画再生時間のテストでは、ケンジントンの『Travel Battery Pack and Charger for iPhone』に比べて2倍近い再生時間を記録している。(MONOQLOでのテスト結果)
■乾電池使用タイプ
メーカー | SANYO | SANYO | Panasonic |
---|---|---|---|
品名 |
eneloop スティックブースター KBC-D1AS |
eneloop mobile booster KBC-E1AS |
USBモバイル電源 Pocket Power BQ-PP10K/F |
実勢価格 (Amazon) |
1,749 | 2,520 | 2,998 |
バッテリ | 単三電池使用 | 単三電池使用 | 単三電池使用 |
電池容量 単位:mAh |
単三乾電池 2本分 | 単三乾電池 2本分 | 単三乾電池 2本分 |
サイズ (W * D * H) 単位:mm |
直径18 高さ148 |
66 * 25 * 60 | 49 * 32 * 91 |
重量 |
本体:約22g 電池込:76g |
約55g 電池込:108g |
約65g |
出力端子 | USB * 1 | USB * 1 | USB * 1 |
出力時間 | 90分 | 70分 | 70分 |
充電時間 単位:時間 |
充電機能なし | 充電機能なし | 約220~340分 |
乾電池を使用するタイプの製品として3つの製品が紹介されていた。
個人的には、『eneloop スティックブースター KBC-D1AS』を使っているけれど、デバイスを充電出来る時間が短く感じているので、『KBC-L2AS』のバッテリが空っぽの状態で使うか、あるいは『ちょっとだけ充電したい』という用途で使っている。
乾電池タイプの良さは、
・電池の確保のし易さ
・替えの乾電池さえ用意しておけば、容量拡張が可能
という点に尽きると思うんだけど、これまで予備バッテリとして使ってきた中では、『乾電池タイプで良かった!』と思うシーンって実は少ない気がしていて、そういう意味では本当に緊急時に役に立つのかもしれない。
ちなみに、紹介したモバイルバッテリの中で、個人的なオススメとしては、
・容量が大きい
・USB出力が2つついてる
という点で、『KBC-L2AS』に1票。
サイズが大きいだけにちょっと重いけれど、あると安心のバッテリです。
SANYO USB出力付きリチウムイオンバッテリー (専用高容量リチウムイオン電池使用) KBC-L2AS
三洋電機 2009-11-14 |
ちなみに雑誌『MONOQLO』はこちらから。
MONOQLO (モノクロ) 2010年 08月号 [雑誌]
晋遊舎 2010-06-19 |
前号では、日本通信の『b-mobile SIM』に関して『通信速度が遅いので通話にしか使えないだろう』という致命的な間違いを記載していたけれど、
『辛口モノ雑誌』
を謳うだけあって、基本的には質の高い、信頼の出来る雑誌と思います。