SoftBankのパケットし放題MAX for スマートフォン

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SoftBankから、『パケットし放題MAX for スマートフォン』が発表された。
パケットし放題MAX for スマートフォンは、869MB/月までは3,985円で利用できる準定額プラン。イー・モバイルで言うところの『ギガ・データプラン』に似た料金プラン。

この料金プランが出てきた背景とか、現行の料金プランとの位置づけに関する考察はMDB_hoseさんのBlogに詳細が記載されているので参考にして欲しい。

~SoftBankMobile Fan!~(SBM Fan!):【SBM】スマートフォン向けパケット定額制を変更へ

パケットし放題MAX for スマートフォン

月額3,985円の準定額制プランとなっており、712万5000パケットまでは金額の追加が無いものとなっています。
712万5000パケット(約869MB)は、割引前金額換算(1パケット0.21円)で、149万6250円相当となっておりソフトバンクモバイルによると、全体の約97%のユーザーが安くなるとのこと。
なお、712万5000パケットを超えると1パケットあたり0.084円づつとなり、上限は5,985円となります。
このパケット定額制料金プランは11月12日から2011年4月30日までの期間限定となっています。

個人的には今回の『パケットし放題MAX for スマートフォン』は、ほとんどのユーザにとってはパケット通信料が下がるわけで、料金プランとしては不公平感の無い、良い料金プランだと思っている。

いちおう、今のところは4月末までの期間限定。ということだけれど、ユーザからの反応を見て、多少形が変わる可能性はあるにしろ、同じような趣旨(一定パケット量までは安く提供)みたいな料金プランは、増大し続けるトラフィックを抑えるための手段として、提供されていくんじゃないかなと予測。

で、この料金プランはスマートフォン向け。という事で、通常のケータイ向けには提供されない。との事なんだけれど、これは、

・スマートフォンであれば、Wi-Fiでの通信が標準的な機能としてサポートされているので、Wi-Fiルータの配布とあわせれば、自宅で利用するパケットを3G網でなく固定網に流す事ができる。
スマートフォンのWi-Fi経由通信はSoftBankのGWを経由しないので、SoftBank側のNW負荷が無い。

という事が原因かなぁと推測。

二点目の『スマートフォンのWi-Fi経由通信は』とわざわざ言っているのは、通常のケータイ向けに提供されているWi-Fi経由の通信では、

移動機(Wi-Fi) ⇔ 家庭内などのWi-Fiルータ ⇔ 固定ブロードバンド網 ⇔ SoftBankのGW ⇔ 通信先サーバ

と、通信経路の中にSoftBankのGWを経由するモデルが、けっこうある。

この通信経路にする事で、Wi-Fi経由で通常のケータイコンテンツが利用できるというメリットもある反面、SoftBankとしてはGWのコストを負担しているという面もあるわけで、今回のパケットし放題 for スマートフォンが、スマートフォン限定で提供されている意図としては、スマートフォンのパケット通信をWi-Fi経由で固定網に逃がしたい。という意図があるんだろうなぁと推測。

イー・モバイルの『データプランB』だったり、今回のSoftBankの『パケットし放題MAX for スマートフォン』は、完全無制限じゃないけど多くのユーザにとって十分実用的な範囲の料金プランが、従来より安く利用できる。という点では評価されるべき料金プランだと思う。
…まぁ、選択する側としては自分の毎月のパケット通信量を把握しているユーザなんで極稀少だと思うわけで、選択する側としてはやや面倒くさい。という面は理解できるけれど(^ ^;

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