Android向けのOpera Mobileが11月9日(火)にリリース予定。と告知されている。バージョンは10.1β。
Opera Mobile 10 beta | Inspiration comes in small packages
上記のURLで、ピンチイン/アウトやHTML5への対応に関するデモ動画も公開されている。使っている端末はGalaxyっぽいけど、スムーズに動いている事がわかるので公開楽しみ(^ ^)
Android向けのOperaとしては、Opera Mini 5.1が提供されているけれど、Androidの内蔵ブラウザがそこそこ使いやすかったりするので、Androidではあんまり使ってはいなかったりする。
ただ、Opera Mobileになることで、Miniよりも使い勝手がよくなるのであれば、特にPCでOpera使っているユーザにとっては、Opera Linkを介して自分の環境をPCでもモバイルでも違いを意識せずに使う事が出来るようになるので、使う価値がありそう。
*Opera Link自体はOpera Miniでもサポートしているけれど…。
来週公開される、Opera Mobileはレンダリングを端末側で行ういわゆる普通のWebブラウザになるので、プロキシサーバ側でレンダリングエンジンを持つMiniと比べて、ハードウェア側への負荷が大きくなる。
Nokia E71向けには、Opera MobileとMiniの両方が提供されているけれど、Opera MobileよりもOpera Miniの方が快適に感じている。
Android向けはと言うと、デモ動画を見る限り、1GHzクラスのCPUを積んでいる最新のAndroid端末では、Opera Mobileでも使い勝手が良いんじゃないかなーと期待。
とは言え、一方でWebサイト側としては、Androidの標準ブラウザに向けた最適化ページの対応も進むわけで、Opera Mobileからの閲覧だと、サイト側が意識した最適化ページを見る事が出来ない。
というような自体も当然発生する事を考えると、PCで言うところのIEをコンポーネントとして使うSleipnirのように、内蔵ブラウザをコンポーネントとして使うようなモードも、Operaとしてサポートしてくれると、PCのOpera使いとしては有難いなぁ。と思ったりするだけども。