DropboxやSugarSyncなどで盛り上がっている『オンラインストレージ』に新しい切り口の『Pogoplug』(ポゴプラグ)が2月4日から日本で発売される。お値段は9,800円。
パーソナルクラウドを実現する「Pogoplug」、2月4日発売 – ケータイ Watch
Pogoplugは、USB接続のHDDと接続することで、通信経由でHDDにアクセス可能なネットワークドライブ環境を構築できる“パーソナルクラウド”ツール。パソコン(Windows/Mac OS/Linux OS)やスマートフォンなどのインターネット接続できる端末から、Pogoplugに接続されたHDD内のデータにアクセスできる。HDD内の画像や動画を確認したり、他のユーザーとコンテンツを共有したりできる。
要は、インターネットからの接続がカンタンに出来るNASアダプタ。『NASアダプタ』としたのは、Pogoplug自体にHDDが無くて、HDD自体は別途用意する必要があるので、あくまでPogoplugは『インターネット側への公開がカンタンなNASアダプタ』と整理すると、個人的には分かり易い。
Pogoplug的な製品が面白い!と思ったのは、ちょうどWM3500R + iPadのように、『モバイル高速通信 + 大画面』な環境がアタリマエに使えるようになった時に、『産まれてからこれまで、撮ったり撮られたりした写真や動画を、ぜーんぶデジタル化しておいて、必要に応じてインターネット経由でタブレットなりApple TVなりで出力すればいいじゃない。』
という使い方が、割とコスト安く出来るようになってきたし、アプリケーションも使い勝手が良いのが揃ってきつつあるなぁ。てな事を思っていたため。
Dropboxなどの『オンラインストレージ』と比較して、Pogoplugの最大の特徴は第三者のサーバにデータを預ける必要が無い点で、これによってHDDを丸ごとオンラインストレージとして利用が出来るようになる反面、Pogoplugを設置するネットワークが、常時ブロードバンド環境で利用できる必要がある。(マストではないけれど、実用上…)
オンラインストレージとしてはDropboxがあるけれど、Dropboxの難しいところとして、ストレージの価格が下がっても、Dropboxとしては収益が下がってしまうのでサービスの金額をなかなか下げにくい点(容量増量のがやりやすいかな)と、サービス提供サイドでストレージを用意する場合、Pogoplugで使えるような、数TBクラスの容量を使う事はコスト的に難しいので、同じ価格で利用できる容量の面では、Pogoplugに圧倒的なメリットがあるし、既に手持ちのHDDをUSBで接続できるようにケースを購入して使いまわす事も出来るのが面白い(^ ^)
個人的には、ちょうど自宅のADSLを解約してWiMAX回線に移行したタイミングなので、
・Pogoplugを接続するブロードバンドネットワークをどうするか?
・Pogoplugを接続する自宅内のLANが無い
などなど、Pogoplugを使う事を想定すると若干問題はあるのだけれど、かなり可能性を秘めた製品だと思う(^ ^;
PogoplugAmazonでも販売予定との事で、『Pogoplug』で検索すると販売元の『Cloud Engine』社が出品している商品を発見したけれど、これは国内版じゃなくて輸入版という事なのかな?
なんにせよ発売楽しみ~!
Pogoplug POGO-E02 ピンク
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