Android向けのDropboxがVer 2.1にアップデートされ、デスクトップ向けがβ対応している『画像/ビデオの自動アップロード』に正式版としては初めてAndroid版が対応したことになる。
Android 向けのDropboxのダウンロードは以下より。
Dropbox – Android マーケットのアプリ
デスクトップ版の画像アップロード機能のβテストへの参加では、最大5GBの容量ボーナスが得られたけれど、今回は3GBの容量が獲得可能。
デスクトップ版でのボーナス容量の獲得方法など詳細については以下。
Dropboxのβ版アプリケーションの利用で無料容量が+5GB貰える | shimajiro@mobiler
少々残念なのは、今回の容量追加は前回の5GBに加えて、さらに3GBの追加容量が貰えるという訳では無い点(^ ^;
実際にAndroid端末から画像をアップロードしたりしてみたけれど、容量が増えていなかったし、フォーラムでDropboxの開発者のコメントとしてカメラアップロード機能としての追加容量が5GB迄とコメントがあったので、恐らく前回の時点で5GBのボーナスを得ている場合、今回は追加で3GB貰える訳では無い模様なので注意。
上記のポイントについて、Dropboxフォーラムでのコメントは以下。
(2/23) – Android Build – 2.1 « Dropbox Forums
Alex, since you used the Camera Upload feature during the beta period, even though you’re turning it off and on, you were in the beta group and hence you’re limit for space gained from using the Camera Upload is at 5GB.
早速、アップデートされたDropboxをAndroid端末にインストールして使ってみると、Dropboxが自動的に端末内の画像を検索して、自動的にアップロードが開始された。
Dropboxの『Camera Upload』機能を使ってアップロードされた画像は、ファイル名が、
撮影日[年-月-日] 撮影時刻
というファイル名に変換されることで、以前はこの仕様をファイル名が勝手にリネームされてしまって不便に思っていたのだけれど、『複数のデバイスからDropboxにアップロードされた画像を一覧で表示する』という使い方を想定すると、『画像を撮影したデバイスに関係無く、画像の撮影時刻で横串に時系列で画像を表示する事が出来る』という面で、これはこれで面白い機能だなと気づいた(^ ^)
■DropboxのCamera Upload機能を使ってアップロードされた画像ファイル
ファイル一覧の上側がSDカード経由でデスクトップでアップロード、ファイル一覧の下側(同期未完了)がAndroidからアップロードされて同期中の画像。ファイル名のフォーマットが統一されている。
Dropboxを使っていて、なおかつ画像を撮影する端末から自動的にアップロードが可能なのであれば、『どのデバイスで撮影したかを気にせず、一元的に画像を参照する』という使い方が非常にし易いし、Dropboxでは画像ファイルをデスクトップ上のOSの一ファイルとして扱えるので、画像をBlogにアップロードしたりローカルのアプリケーションで画像を編集するのも、Picasaなどの画像サービスにアップロードするよりも行いやすい。というのが、Dropboxに画像ファイルを集約するメリットと思う。
逆に言うと『画像をアルバムにまとめて、後日閲覧する』という使い方をする場合は、DropboxよりもPicasaなどのオンライン画像サービスの方が適しているので、しばらくは『ファイルとして扱うためにDropboxを通じたテンポラリーな画像を一元管理』と『Picasaを使ってアルバム化&アーカイブ化して画像閲覧』の両方を使っていく事になりそう。