FOMA回線や二段階パケット定額でも適用可能な『プラスXi割キャンペーン』を発表

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スマートフォン向けの『Xiパケ・ホーダイフラット』と、タブレット端末/データ通信端末向けの『Xiデータプラン フラット』を同一名義で契約する事で、データ通信端末の『Xiデータプラン フラット』の月額料金が割引される『Xi2割キャンペーン』の適用条件を拡大した『プラスXi割キャンペーン』が5/1より開始される事が発表されている。

プラスXi割キャンペーンに関する詳細はdocomoサイトにて。
プラスXi割キャンペーン | 料金・割引 | NTTドコモ

通信料に対する割引金額は従来の『Xi2割』から変更が無く、適用条件が拡大した形。
『プラスXi割キャンペーン』の適用条件は、以下の組み合わせで回線を契約する事で適用される。
※別途、申込手続きは必要になる。

■1回線目の音声回線の契約内容
[Xiパケット定額サービス]
・Xiパケ・ホーダイ フラット
・Xiパケ・ホーダイ ダブル

[FOMAパケット定額サービス]
・パケ・ホーダイ フラット
・パケ・ホーダイ ダブル2
・パケ・ホーダイ ダブル

■2回線目のデータ通信回線の契約内容
[Xiデータ通信専用プラン]
・Xiデータプラン フラット にねん
・Xiデータプラン フラット

今回のXi2割 ⇒ Xiプラス割キャンペーンへの拡充で大きなポイントは以下の二点。
(1)1回線目の音声契約がXiだけでなく、FOMAでも割引が適用されるようになった
(2)1回線目のパケットオプションが、フラットだけでなく下限料金が設定されている『ダブル』でも適用されるようになった。

1回線目が『Xi パケ・ホーダイフラット』に限定されていた、従来の『Xi2割』と異なり、1回線目となる音声回線に何らかのパケット定額オプションを契約している場合に、Xiのデータ定額回線の契約で通信料が割引されるので、Xi2割と比べて割引を適用可能する事ができる利用者が一気に増える事になる。

四半期ごとに開示されるデータによると、docomoのパケット定額の契約者数は、2011年度第3四半期の時点で3,515万人と発表されており、(3月時点での)全体の契約件数 約6,000万件に対して、だいたい60%近くのユーザが、今回のプラスXi割によって、Xiのデータ通信契約を3,980円/月で利用する事ができるようになる。
2011年度(2012年3月期)四半期事業データ : 第3四半期 | 企業情報 | NTTドコモ

仮に、全く月々サポートの適用が無い場合の最低料金を計算すると以下金額になる。

[1回線目]
FOMA タイプSSバリュー:980円〜/月
パケ・ホーダイダブル:390円〜/月
iモード:315円/月
ーーーーーーーーーーーーー
合計金額:1,685円〜/月

[2回線目]
Xiデータプラン フラット にねん:3,980円/月
mopera U:525円/月
ーーーーーーーーーーーーー
合計金額:4,505円
※モバイルWi-Fiルータなどで通信をした場合の料金で計算

[合計金額]
1回線目:1,685円〜/月
2回線目:4,505円/月
合計金額:6,190円〜/月

音声回線に使えるFOMA回線と、Xiのデータ定額回線が6,190円/月で使える計算になる。
※実際には、毎月の通信料が割引される月々サポートが適用される事が多いと思われるので、実際の通信料はもっと安くなる事が多いかなと(^ ^;

ちょうど、FOMAの音声回線で寝かせている状態になっている回線があるので、5月末までのMNP契約社向けの月々サポート増量キャンペーンと合わせて、月々サポート金額が大きな端末で契約した場合、(既存契約)FOMA音声回線 + (新規契約)Xiデータ回線の組み合わせで割引を受ける事ができるので、購入を考えていたGALAXY NoteをMNPで契約して『プラスXi割』を適用させると、Xiデータ回線の通信料は月々サポート金額を下回るので、0円/月の計算になる(^ ^;

前述の通り、今回の『プラスXi割』は、1回線目となる音声回線の適用条件を満たすユーザは非常に多い事が予想されるので、データ通信用に日本通信などのdocomoのMVNOを追加で契約するのではなく、本家docomoと契約してプラスXi割を組む事で、料金的にはそれほど変わらないまたは、月々サポートの金額によってはMVNOよりも本家docomoとの契約の方が安くなるケースが十分考えられるので、データ通信専用のMVNOにとっては厳しいキャンペーンとなりそう。

キャンペーンの期間も、申込期間が13年の3月末までと1年近くのキャンペーンになるので、長い間影響があるのでは無いかなぁ…。

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