Xi対応モバイルWi-Fiルータ BF-01D ファーストインプレッション

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Xi対応のモバイルWi-Fiルータ『BF-01D』を6月から本格的に使い始めたのでファーストインプレッション。

■Xi対応モバイルWi-FiルータBF-01D

  1. 端末サイズはゴツくて重量は重たい
  2. スペックが発表された時点で解っていた事ではあるけれど、BF-01Dのサイズ・重量はモバイルWi-Fiルータとしては最もデカくて重い部類に入る。

    最近はコンパクトな製品も多い中で、BF-01Dだけは他のモバイルWi-Fiルータと比較して二回りぐらい大きいし、サイズが大きい分、重量もかなり重たい。

    ■各社のモバイルWi-Fiルータの重量比較
    Xi/BF-01D:193g
    EMOBILE LTE/GL01P:140g
    EMOBILE LTE/GL02P:123g
    Xi/L-04D:89g
    WiMAX URoad-SS10:86g
    (割と新しい製品を中心に、重い順)

    割と重ための部類に入る、EMOBILE LTEのGL01PやGL02Pでも重量150g以下であるのに、BF-01Dは200gに近い重量となっており、実際に端末を触っていると、かなり重さを感じる。

    サイズも大きく厚みがあるので、バッグの中に収納していてもかなり存在感があるし、厚みがあるせいか結構嵩張る感じがしていて、サイズが大きい割には厚みが薄い事で意外とスマートに感じるL-09Cとは対極的に感じる(^ ^;

  3. 連続通信時間はかなり短く感じる
  4. BF-01Dの連続通信時間は、

    Xi接続時:4時間
    FOMA接続時:5.5時間

    となっており、Xi対応のモバイルWi-Fiルータの中として発売済みのL-09Cよりも短くて、実際の使用感としても『短い』と感じる事が多い。

    感覚的には、初代のPocket WiFi(D25HWなど)と同じような感じで、『モバイルWi-Fiルータ = 電池がすぐ切れる』というイメージがあった頃の製品と同じようなイメージで、替えのバッテリ無しでの常用は厳しい。というのが正直な感想。

    ちなみに、Xi対応のモバイルWi-Fiルータの連続通信時間を比較すると、通信時間が長い順に、

    L-09C > BF-01D > L-04D
    の順番になり、発売が古いものほど、連続通信時間がが長いという逆転現象になっている(^ ^;
    ※当然、バッテリ容量の問題もあるので、これがそのまま単純に端末の優劣という意味では無い。

    BF-01Dの連続通信時間は短いのだけれども、唯一の救いは互換バッテリが安くカンタンに入手できる事で、BF-01Bと同じく『DB-L50』などの互換バッテリがBF-01Dでも利用可能。

    BF-01Dで利用可能な互換バッテリはAmazonで2個セットで1,600円ぐらいで販売されている。
    【2個セット】Easy Share DX6490.DX7630.DB-L50の DB-L50 対応バッテリー(Amazon)

  5. 公衆無線LANへの接続/クレードルに挿しての固定網への接続は便利
  6. サイズや重量の部分では割と厳しいなとは思っているものの、BF-01Dが便利なのは公衆無線LANへの接続と、クレードルに挿して固定網に繋がるWI-Fiルータとして利用が可能な事で、この辺は前作のBF-01Dから変わらずに便利。

    ただ、仮に公衆無線LANのエリア内であったとしても、必ずしも公衆無線LAN経由の方が通信環境が良いとは限らず、特にXiの場合はXi経由で接続した方が速い。というケースもあるのが悩ましいところ(^ ^;

    ・公衆無線LANへの接続
    ・クレードル経由での固定網への接続

    の両方に対応したモバイルWi-Fiルータとしては、BF-01D/Bの他にWiMAXのWM3600Rがあり、連続通信時間や重量の面では、WM3600Rの方が使い勝手が良いものの、通信可能なエリアという意味では、docomoのFOMA網 + Xi網が利用可能なBF-01Dの方が利用可能なエリアは広い。

    とはいえ、都心部で言えばWiMAXが使えないエリアは地下鉄駅とトンネル区間(で未対応のエリア)ぐらいにはなってきているので、WiMAXには地下鉄駅&トンネル区間のエリア化を頑張って欲しいところ。地下鉄駅やトンネル区間でEMOBILE LTEやXiが非対応である点を含めて、WiMAXの地下鉄エリア化は大きなアドバンテージになると思うので。

と言うわけで結論から言うと、BF-01Dはなかなか万人にはお勧めしづらくて、公衆無線LANへの接続や、クレードル経由での固定網のAPとしての利用が不要で、単純にXi対応のモバイルWi-FIルータが必要という事であれば、より連続通信時間の長いL-09Cか、(Xi対応のWi-Fiルータでは)圧倒的にコンパクトなL-04Dを選ぶのが良さそう。という感じ。

Xiのサービス開始前のFOMA対応のモバイルWi-Fiルータに関して言うと、ダントツでBF-01Bがオススメで、実際にBF-01Bは長いこと使っていたけれど、その状態と比べるとBF-01Dの完成度はまだまだという感じは否めず、競合となるWiMAXやEMOBILE LTEのモバイルWi-Fiルータと比べると、Xi対応のモバイルWi-Fiルータは連続通信時間の面でもう一頑張りして欲しいところ。

AmazonでのBF-01Dの白ロム販売価格は22,000円前後になっている。

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