GALAXY S3(SC-06D)を使い始めてから1ヶ月、メインの音声回線を利用する端末として使い始めてから約2週間で、これまでと比較してiPhoneの重要度がどんどん下がってきている事を実感している。
■利用中のGALAXY S3とiPhone 4S(SIMロックフリー)
これまでは自分の中で、
iPhone > Android端末
だった端末の重要度が、これまではiモード端末で利用していたおサイフケータイをGALAXY S3で使い始めた事で、ちょうど逆転したようなタイミングで、メイン端末としてGALAXY S3を使い始めてみたところ、音声通話の品質が微妙という以外ではそれほど不自由無く使えている。と言う事実も、iPhoneの重要度が低くなったと感じている要因と思う。
実際には、iPhoneとAndroidの両方の端末を毎日触っているものの『iPhoneでなければ出来ない事』がこれまでは結構あったように感じていたけれど、最近はそれが減ってきていて『iPhoneの方が使いやすい事』が残りいくつかになってきて、本気でリプレイスをしようと思えば、iPhoneを使わなくても困る事が意外に少ないかも。という事に気付いた。
今のところ、Androidと比べてiPhoneの方が便利と思っているのは以下のポイント。
- 音楽再生機能
- RSSリーダー:Bylineが使いやすい
- 位置情報測位が正確で速い
- モバイルネットワーク有効時のバッテリ消費
- テザリングでの利用
音楽再生に関しては、既に音楽ライブラリがiTuneにあるという理由でiTunes経由で同期の取れるiPhoneの方が便利で、本気でiPhoneからAndroidにリプレイスを考えた場合、最後まで残りそうなのは音楽再生をどの端末で行うか。という点。
iTunesと同期しての音楽再生であれば、iPod nanoだったりiPod shuffleだったり、iPhoneに限らずiPodシリーズであれば可能なんだけれど、JAMBOXなどのBluetoothスピーカーと接続しての利用が前提だと、今のところは(iPod nano等では無く)iPod touchだったりiPhoneという選択肢になってしまう(^ ^;
そもそも音楽ライブラリ自体がiPhoneにあるため、Android端末の音楽再生機能自体をほとんど使った事が無いのだけれど、iPhoneの音楽再生機能はバッテリの消費が少なくて特に困る事が無くて現状の環境で特に不自由していない。と言うのも、音楽再生機能をAndroid端末で担うという点に対するハードルになっている。
特定のアプリケーションでiPhoneで手放せないのものが、GoogleReaderクライアントのBylineで、登録してあるフィードを一気に流し読みするためには欠かせないアプリケーション。
GoogleReaderには気になったBlogをとりあえず登録してあり、登録フィード数は900に近い僕の使い方としては『大量のフィードを短時間で読む』事が非常に重要になるのだけれど、今のところこの用途ではBylineが一番使いやすくて、Android版のGoogleReaderクライアントを使うこともあるけれど、基本的にGoogleReaderに登録したフィードはBylineで購読する事が多い。
ただ、共有機能についてはOSの特性の違いから、iPhoneよりもAndroidの方が便利で、Bylineでスターを付けたコンテンツをGALAXY S3などのAndroid端末で閲覧して、インテント機能を使ってTwitterにポストしたりしている(^ ^;
BylineからでもTwitterの連携自体は可能なんだけれど、Webサイトのタイトルを含めての投稿がやや手間(タイトル部分を選択状態にする必要がある)ので、そのあたりが何となく使い勝手が悪く思っていて、スターを付けたコンテンツをAndroidから閲覧してTwitter投稿。というような使い分けになっている(^ ^;
BylineのダウンロードはAppStoreより。無料版と有料版がある。
カテゴリ: ニュース, 仕事効率化
販売元: Phantom Fish – Milo Bird(サイズ: 1.9 MB)
Androidに対してiPhoneが優位に立っている機能の一つが、位置情報の測位が正確で速い点で、位置情報を使うFoursquareなどのアプリケーションはiPhoneの方が便利な事が多くて、Android端末で正確な位置情報が反映されない、または反映に時間がかかる際には、iPhoneからチェックインする事も多い。
ただ、位置情報そのものの測位は正確だし速いのだけれど、非常に残念なのは標準のマップ機能で、GoogleMapとのスター同期にすら非対応で、『目的地にスターを付けて移動する』という使い方が多い僕にとっては、iPhoneのMap機能は『現在地表示』のためだけに使う事もある(^ ^;
ここのところ、標準のマップ機能がめっきり機能のアップデートがされていないのは、位置情報測位が正確かつ速いだけに、非常に勿体無いなと思うので、今後の改善に期待したいところ。
GALAXY S3などのXi対応端末を使っていると感じるのは、モバイルネットワークを有効にしている際のバッテリ消費が大きい事で、Xi非対応かつ、バックグラウンドでの通信にも多くのアプリケーションが非対応となっているiPhoneの方が、モバイルネットワーク有効時(つまりたいていの場合の普通の使い方)のバッテリ消費が小さいのは、バッテリ管理にあまり気を遣わなくて済む。という部分では使い勝手が良い。
ただ、iPhoneが今のところXiやWiMAXなどの高速なネットワークに非対応となっているのは、それはそれで通信速度が遅いと感じる事もまぁまぁあるので、このあたりはどうしてもトレードオフの関係なのかなぁ…と思ったり。
関連エントリ:SIMロックフリーiPhone + Xi回線の組み合わせが勿体無く感じる | shimajiro@mobiler
SIMロックフリーのiPhoneを利用する前提で話をすると、海外でもテザリングの利用が出来るのは、docomoのAndroid端末と比べると便利。
※『docomoのAndroid端末』と『SIMロックフリーiPhoneの比較』なので、OSという意味で比較するのとは違うけれど。
残念ながら、docomoのAndroid端末は(一部例外があるけれど)基本的にはテザリング利用にはspモードが必須となっており、spモード契約をしていない状態あるいは、海外のプリペイドSIMなどでspモードが契約出来ない場合、テザリングが利用出来ないという仕様となっているので、SIMロックに正式に対応しているとは言え、海外での利用という面ではやや使い勝手が悪い部分もある。
『docomoのスマートフォンはSIMロックを解除しても海外のSIMを挿してテザリング利用が出来ない』というのは知っていればなんてことは無いかもしれないけれど、知らないと結構現地で困ったりするんじゃないかなぁ…。
docomoのAndroid端末のテザリング利用、自社のSIMカードが挿されている時に、APNが強制的に切り替わるのは良いとしても、SIMロック解除して海外のSIMを利用する際にもspモード切替を強制するのは何とかして欲しいなぁ…。
そんなわけで、iPhoneはiPhoneで引き続き使ってはいくけれど、最近はメイン回線をGALAXY S3に入れて使っている事もあって、自分の中ではiPhoneよりもAndroid端末の重要度が急上昇しつつあったりする(^ ^)