ウィルコムストアで、W-OAMに対応したデータ通信専用端末『AX530S』、『AX420S』がそれぞれアウトレットとして格安で販売されている。
■アウトレット:AX530S/AX420S 販売価格詳細
端末 | AX530S | AX420S |
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通信速度最大 |
W-OAM typeG対応エリア:512kbps ※光IP化エリアでは最大約800kbps |
204kbps |
本体価格(総額) | 24,000円 | 15,360円 |
本体価格(割賦) | 1,000円/月 | 640円 |
新つなぎ放題 | 3,880円/月 | 3,880円/月 |
WVS割引 | 2,900円/月 | 3,540円/月 |
通信費 | 980円/月 | 340円/月 |
本体代(割賦) + 通信費 | 1,980円/月 | 980円/月 |
AX530Sの光IP化エリアで利用時でも通信速度は1Mbpsを下回る800kbpsとなっており、WiMAXなどのデータ通信サービスと比べると、文字通り理論値は桁違いとなっており、端末としてもPCカードスロットでの接続が基本となっているため、MacBook AirなどのPCでは利用出来ない(AX530SをUSB接続する事は可能)のがネックだけれど、端末代を含めて980円/月〜1,980円/月で利用する事が出来る低速なモバイル通信サービスとしては、メインのデータ通信回線に障害が発生した際の予備回線として使い道はありそう。
ウィルコムのデータ通信回線は(恐らく)トラフィック的にはかなり余裕があるだろうし、販売される端末を見ても音声端末にシフトしているので、今後のデータ通信トラフィックの増加も基本的には考えにくい。
という事を考えれば、エリア&接続方式(PCカードスロット)という点に問題が無ければ、予備用の回線としては悪く無いかも(^ ^;
似たような使い方が可能なデータ通信サービスとしては、docomo回線のMVNOとしてIIJ提供している『ミニマムスタート128プラン』が通信速度が最大128kbps、月額料金が945円/月となっている。
IIJの提供するサービスと比較すると、恐らくWILLCOMの方がトラフィックの集中は発生しにくいという面から、災害時の通信手段としては役に立つ事が期待出来るかも…。