Pocekt WiFi LTEシリーズ端末で最軽量の約108gのモバイルWi-Fiルータ『GL05』が発表されている。
イー・アクセスのプレスリリースは以下より。
EMOBILE LTE対応のWi-Fiルーター2機種を発売持ち運びに最適なコンパクトサイズに大容量バッテリーを搭載|報道発表資料|イー・アクセス
Pocket WiFi LTE(GL05P)
Pocket WiFi LTEシリーズ最軽量、女性のハンドバッグにも楽々納まるスリムボディが特徴のモバイルWi-Fiルーターです。あわせて、連続通信最大12時間*3のバッテリー駆動で長時間の持ち運びに最適です。充電ができ、さらに固定網への接続可能な専用クレードルを同梱。
GL05Pの発売日は3月予定で、現時点で販売価格は未定。
GL05Pは、Pocket WiFi LTEシリーズ端末の中では最軽量となっている。
■発表済みのPocket WiFi LTE端末のサイズ&重さ比較
端末名 | サイズ(幅 × 高さ × 厚さ) | 重さ |
---|---|---|
GL01P | 62mm × 113mm × 13.5mm | 約140g |
GL02P | 56mm × 97mm × 18mm | 約123g |
GL04P | 102mm × 66mm × 14.5mm | 約140g |
GL05P | 60mm × 94mm × 13.9mm | 約108g |
GL06P | 90mm × 56mm 19.9mm | 約150g |
GL05Pの端末サイズは他のPocket WiFi LTE端末と比べて一回りコンパクトになっており、重さは15g 〜 40g程度軽く、Pocket WiFi LTEシリーズで最軽量。
GL05Pの特長としては、Pocket WiFi LTE対応端末で初となるクレードル対応で、自宅や宿泊先のホテルなどなどで固定回線に接続する事で、無線回線よりも高速な回線を利用する事が可能になる。
端末サイズがコンパクトになった分、バッテリ容量も2,500mAhとGL06P(3,560mAh)と比較してかなり小さくなっているものの、連続通信時間はGL06Pと同等の約12時間となっており、バッテリ容量の小ささが利用上のデメリットに直結していない。
約480時間となっている連続待機時間も、GL06Pの約430時間と比べて長くなっており、バッテリ容量が小さい分バッテリが持たなくて使い勝手が悪い。という事が無いのは嬉しい(^ ^)
その反面、GL05PはUE Category4に非対応となっており、通信速度は下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsと、UE Category4対応のGL04PやGL06Pと比べて、理論値での最大通信速度は半分となっている。
但し、EMOBILE LTEのUE Category4の対応時期は現時点で不明となっているため、ハードウェア的にUE Category 4に非対応である事は、直近での利用に関しては何ら障害にはならない。
もっと突っ込んで考えると、昨年7月の時点で発売されていたGL04Pですら端末側はCategory 4に対応していたわけで、新端末として敢えてUE Category4非対応の端末を投入した事を考えると、EMOBILE LTEのUE Category4対応は少なくとも直近では可能性が薄く、サービス自体が提供されない可能性も低くない。と言えるかも…。
※GL04Pを使っているユーザとしては非常に悲しいけれど…。
EMOBILE LTE対応のモバイルWi-Fiルータは、2012年の3月15日にGL01P/GL02Pが同時に発売されてから約1年ぶりの端末となるけれど、ハードウェアのスペックを見る限り、この1年間でそれほど大きく進化したようには思えないのは少々残念なところ。
その分、1年前の時点ではEMOBILE LTE対応端末が他社のLTE対応モバイルWi-Fiルータと比べて完成度が高かった。と言う面もあるけれど、Pocket WiFiシリーズはイー・モバイルの主力製品だけに、今後の展開が気になるところ。
イー・モバイルオンラインストアは以下より。
イー・モバイル オンラインストア 【イーモバイル】