8.4mmで世界最薄となったURoad-Aeroを上回り、8.2mmとなるWiMAXルータ『Mobile Slim』(モバイルスリム)が発表されている。
■Mobile Slim外観
『Mobile Slim』のメーカーである、ネットワークコンサルティングのリリース(PDF)は以下より。
“本質的な機能” “見た目”を追求した WiMAX モバイルルーター
『Mobile Slim』 を 3 月 1 日より予約販売開始(PDF)
株式会社ネットワークコンサルティング(本社:東京都豊島区、代表取締役:太田源太郎)は、UQ コミュニケーシ ョンズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:野坂章雄)が提供するモバイル WiMAX 通信に対応した 通信端末(*1)「Mobile Slim」を、2013年3月1日より予約販売いたします。
■主要スペック
商品名:Mobile Slim
サイズ:幅 103mm/高さ 56mm/厚さ 8.2mm(世界最薄)
重量:約67g(バッテリー込み)
連続通信時間:約12時間
連続待受時間:約20時間
連続待機時間:約1,200時間
2/20(水)より発売が開始されたURoad-Aeroの発表タイミングでは、URoad-Aeroが8.4mmで世界最薄となっていたけれど、『Mobile Slim』はURoad-Aeroより少しだけ薄い8.2mmとなり、世界最薄(メーカーのリリースではうたわれていない)となっている。
その他、連続待機時間が1,200時間となっており、スペック的にはURoad-Aeroの『1,000時間以上』とほぼ同じレベルとなっており、待機時のバッテリ消費はかなり抑えられている事が解る。
『Mobile Slim』はリリースでは3/1より『発売開始』となっているのか、あくまで『予約販売』であり端末の発売日が先になるのかはリリースからは不明。
WiMAXサービス対応端末としては、2月にWM3800R(NECアクセステクニカ)、URoad-Aero(シンセイコーポレーション)とそれぞれ大手メーカーから新端末が発表されていたが、これら2つの端末に加えて、Mobile Cubeの後継となる『Mobile Slim』が追加された形となる。
『Mobile Slim』は、公衆無線LANへの接続やスマートフォンへの充電機能、リモート充電などの各種付加機能は特に対応しておらず、機能面では比較的標準的なモバイルWi-Fiルータとなっている一方で、薄型化&連続通信時間が長い。という部分は、WiMAXルータのベーシックな部分として、魅力的に思う。
NECアクセステクニカとシンセイコーポレーションは、それぞれ後継となる端末をリリースする事はある程度予想できたけれど、それほど販売するMVNOなどが多いようには思えないMobile Cubeの後継端末が登場したのは少々意外で、機会があったら使ってみたいなと(^ ^;
ただ、UQオンラインショップでの販売予定についても、UQコミュニケーションズのリリースに掲載されていないので、『Mobile Slim』はどこでどう販売されるのか?が不明だったり。(3月のMVNOのキャンペーン切替のたタイミングで販売開始されるのかも)