『バニラ・エア』に関するまとめ/名古屋は撤退し国際線中心の展開にシフト他

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エアアジア・ジャパンに代わるブランドとして『バニラ・エア』が正式に発表されたので、現時点の『バニラ・エア』に関する情報のまとめ。

就航路線の発表は9月/運航は12月下旬から

新社名が『バニラ・エア』となることが発表されたけれど、『海外中心のプレジャー需要を中心』とする就航路線については、現段階では具体的にされておらず、9月に改めて発表される予定。

バニラ・エアでは、当初使用する機材が、Peachやジェットスター・ジャパン、またバニラ・エアの前身となるエアアジア・ジャパンと同じく、A320を使用する予定となっており、同機の航行可能距離と『海外中心のプレジャー需要』というコメントを踏まえて考えると、グアム・サイパンや、台北などの都市への就航の可能性が考えられる。
※個人的には、台北に就航してくれると嬉しいなと…(^ ^;

国内の就航予定都市については明確なコメントをしていないので不明だけれど、需要の大きさから成田発着で新千歳/那覇へ就航する可能性が考えられるけれど、会見では当面、海外線に注力する事を明らかにしており、国内線については縮小されていく方針であり、現在エアアジア・ジャパンが第二拠点として使用している中部国際空港からは撤退の不審とのこと。(詳細は後述)

その他、将来的にはA320以外の機材を使用してハワイなどの路線への参入も検討している事が、会見などでのコメントから理解できるけれど、具体的な予定については正式なコメントが無く、今後の発表に期待したい。

名古屋からは撤退/成田拠点に集中

バニラ・エアは、現在エアアジア・ジャパンが第二の拠点として使用している、名古屋(中部国際空港)からは撤退の方針と報道されている。

時事ドットコム:「バニラ・エア」で再出発=中部空港は撤退-エアアジア・ジャパン

バニラは成田空港発着の国際線に重点を置き、リゾート路線に特化。国内線は縮小し、中部国際空港(愛知県)からは撤退する方針。

エアアジア・ジャパンでは、『就航都市は多くなっているけれど便数が少なくて使い勝手が悪い』ということが多かったので、個人的には無闇に拠点や路線を増やすよりも、就航都市を絞って多頻度運航をしてくれた方が助かるし、就航都市を絞った方がマーケティングやオペレーションに係るコスト抑えることが可能になると思うので、個人的にはこの方針は歓迎。

運賃は『大手の半額を目指す』/旅行代理店での販売もありそう

就航都市や具体的な運賃が不明なので何とも言えないけれど運賃については『少なくとも大手の半額を目指す』とコメントしており、なおかつバニラ・エアが国際線を中心にする理由として『国内線より客単価が高くなる傾向があるため』とコメントしていたので、バニラ・エアはLCCではあっても、極端に安い価格にはならない可能性が考えられる。
※既存の大手航空会社と比べれば安くなるとは思うけれど…。

エアアジア・ジャパンで強化できなかったポイントとしてあげられている『販売力』が、Webサイトの使い勝手の改善による航空会社の直接販売だけでなく、旅行代理店などを通じた販売にも力を入れるということであれば、旅行代理店へ支払う手数料の分だけ、最終的な航空券価格が高くなる可能性も考えられる。
※当然、直販と旅行代理店経由で価格が異なることは十分考えられるけれど。

そんなわけで、バニラ・エアの航空券価格は、LCCとはいえ、極端に安い価格設定を目指してはいないのかも。なんてことを思っていたり。

運航機材は2機で運航開始/2015年度までに10機に増加予定

バニラ・エアは2013年12月下旬に2機体制で運航を開始したあと、2014年度に8機、2015年度に10機に機材を増加予定とされている。(時事ドットコムの記事より)

当初は2機で運航を始めるが、2014年度に8機、15年度に10機まで増やし、同年度の黒字化を目指す。赤一色のイメージカラーは青と黄色に一新する。 

ちなみに、国内線に就航しているLCCでは、Peachが10機目となる機材を8月7日に受領しており、ジェットスター・ジャパンでは2013年7月の時点で12機を運航、2013年内に20機体制となる予定となっていることを考えると、バニラ・エアの運航体制は比較的保守的というか、ゆっくりとした展開であるように思う。

ジェットスター・ジャパンが保有する機材数についてはAviation Wireの記事にて。
コンビニで老若攻めるジェットスター・ジャパン、関空拠点化は20機体制に間に合うか

現在JJPは13機のエアバスA320型機(180席)を受領済みで、12機が運航中。13機目も7月中には運航開始できる見込みで、13機のうち1機は当面予備機として運用する。年内には20機体制となる予定で、第2拠点の開設までに残された時間はわずかだ。

Facebookページ&サイトURL

バニラ・エアのFacebookページは以下。既に運用が開始されている。
Vanilla Air – Facebook

公式サイトのURLは非公開となっているけれど、

取得されているドメイン名から推測するに、

Japanese New LCC Vanilla Air's official air ticket booking site. Fly from Narita to Sapporo, Okinawa, Amami Oshima, Taipei, Cebu Now!

となる見込み。
就航路線が発表される予定の9月には、サイトがオープンしているかも。

そんなわけで、個人的には、バニラ・エアについては、現段階では機体よりも心配の方が大きいような状態だったりするので、心配が杞憂に終わるような展開に期待したいなと(^ ^;

エアアジア・ジャパンの新ブランド『バニラ・エア』は成功するのか?エアアジア・ジャパンの二の舞になるのか? | shimajiro@mobiler