新しく発表された『iPad Air』と『iPad mini Retina』が全世界共通で『SIMフリー』モデルとして販売される。という情報が掲載されたけれど、残念ながらこちらは誤報とのこと。
『iPad Air』と『iPad mini Retina』が全世界共通でSIMフリーで使える。とした記事はEngadget Japaneseに掲載された(既に誤報である旨と、取材経緯がが加筆・修正されている)
【誤報】iPad Air と iPad mini Retina は国内モデル含め全世界共通SIMフリー – Engadget Japanese
【訂正】
アップル広報担当によると、「SIMフリーモデルであるとか全くそういった事実はない」とのこと。SIMフリーモデルではありませんでした。取材経緯は後述します。
『全キャリアSIMフリーである』という情報は誤報とのことで非常に残念ではあるけれど、いっそのこと全キャリアSIMフリーにしてしまえば、ユーザとしては嬉しいのに。と思ったり(^ ^;
日本国内で販売されているiPhoneについては、全キャリア共通でSIMロックがかけられており、iPadについては『国内での利用については購入したキャリアのみ利用可能/海外ではSIMフリー』となっており、SIMロックについてはiPhoneよりも柔軟な仕様になっていると言える。
個人的にSIMロックを解除して欲しい理由としては『日本国内で好きなキャリアで使いたいから』ではなくて『海外で利用時にローミングの費用を払うのを回避したいから』という要素が大きいので、できれば『SIMフリーモデル』であることがベストだけれど、国内キャリアから販売されるiPhoneの『海外ではSIMフリー』という仕様については、許容できる範囲ではあると思う。
Engadget Japaneseの記事では、Appleの広報担当者からの説明として『これまでも世界共通モデルとして提供している。』と説明されているApple製品だけれど、iPadやiPhoneについては、日本国内で販売されているモデルはSIMロックがかけられているので、この辺りを含めると『これまでも全世界共通モデルとして提供』という説明は適切では内容に思う。
記事掲載後、アップルの広報担当者から、一切そういった事実がないこと、これまでも世界共通モデルとして提供していることの訂正がありました。
Engadget Japaneseの記事内容(およびApple担当者とのやりとり)を見る限り、新しいiPad AirおよびiPad mini Retinaについては、『海外ではSIMフリー端末として使える』という従来通りの仕様になるのではと思う。
iPad AirおよびiPad miniについてはAppleのWebサイトにて。
アップル – iPad