ケイ・オプティコム、auの4G LTE回線対応のMVNOサービス『mineo』を発表/端末セットは1,000台が24時間以内に完売

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ケイ・オプティコムは、MVNO事業者としてスマートフォン向けの音声通話・データ通信サービス『mineo』(マイネオ)の提供を開始することを発表。データ通信専用サービスは月額980円で1GBまで、音声通話対応サービスは月額1,590円(料金は税抜)で、データ通信量は同じく1GBまで。最低利用期間は利用開始の翌月から12カ月が設定されており、最低利用期間中の解約は9,500円の解約精算金が発生する。サービス提供開始は6月3日より。

MVNOサービスでは、ドコモ回線を使ったMVNO事業者が大多数となっている中、ケイ・オプティコムはKDDIから通信設備を借りてサービスを提供する。auの4G LTE回線をMVNOとして提供するサービスは国内初となる。

ケイ・オプティコムのプレスリリースは以下より。

高速LTE、音声通話、スマホが低価格でそろう「mineo(マイネオ)」の提供開始について|プレスリリース|ケイ・オプティコム

株式会社ケイ・オプティコム(以下ケイ・オプティコム、代表取締役社長:藤野 隆雄/本社:大阪市北区)は、高速LTE・音声通話・スマホが低価格でそろうモバイルサービス「mineo(マイネオ)」を、2014年6月3日(火)より全国に向けて提供開始いたします。また、サービス提供開始に合わせて、端末セットでご予約のお客様先着1,000名様の月額基本料金を最大24カ月間980円割り引くキャンペーンをはじめとした「先行予約キャンペーン」を実施いたします。

サービスの発表に合わせて受付が開始された先行予約キャンペーンでは、受付から24時間以内に端末セットの1,000台の予約に到達するなど、サービス開始前から大きな反響となっている。

auのLTEを使うMVNO「mineo」、端末セットの予約が1000名を突破 – ケータイ Watch

5月15日から開始された先行予約キャンペーンは2種類が用意されており、端末セットでの購入については、先着1000名限定の割引として、最大24カ月間、毎月980円が割り引かれるという内容になっていた。先行予約は15日の14時30分から開始したが、16日の9時30分には端末セットの予約が1000名に到達したという。

早々に1,000台の予定数に到達し受付が終了となった端末セット(端末はDIGNO M)では、最大で24カ月間通信料が980円割引される特典が設定されていた。なお、SIMカードのみの申込で最大で6カ月間通信料を割引する特典は数量は限定されていないため、今後の申込でも適用が可能となっている。(キャンペーン期限は6月2日まで)

キャンペーンによる割引後は、データ通信専用プランでは料金が6カ月間無料に、音声通話対応プランでは6カ月間は月額610円で利用可能となる。

ケイ・オプティコムは近畿地方で固定通信サービスを提供しており、首都圏を含む関東などのエリアではあまり馴染みの無い会社であるものの、mineoのサービス申込では過半数以上が、同社のサービスエリア外である近畿地方以外からの申込となっており、全国のユーザから申込が行われている。

ちなみに、近畿地方で固定通信サービスを提供している同社だが、「mineo」の受付状況は、約6割が近畿地方以外のユーザーとしている。「mineo」は、全国のユーザーに向けた、全国で提供されるサービスになっている。

月額1,000円以下のデータ通信サービスは、ドコモの回線をMVNOとして提供する事業者が先行しており、各社の参入後はモバイルWi-Fiルータの白ロム価格などが上昇した。(例えば、L-09Cの白ロムは最安時に3,000円程度で販売されていたものが、現在では10,000円前後になっている)

auの4G LTE対応端末では、モバイルWi-Fiルータやデータ通信端末が個人向けに提供されていないため、基本的にはスマートフォンにニーズが集中することが予想される。

今後、auの4G LTEに対応するMVNOサービスがどの程度増えるのかは不明だけれど、サービスの人気次第ではauの4G LTE対応端末の白ロム価格が値上がりする可能性が高いので、mineoをはじめauのMVNOサービスの利用を検討中の方は、はやめに端末を確保しておくのも良いかも。

mineoの公式サイトは以下より。申込はオンラインにて。
mineo ホーム

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