モバイルWi-Fiルータ「MR05LN」を台湾・中華電信のプリペイドSIMで使う:4G LTEデータ通信対応、空港限定プランならデータ通信量無制限

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NECプラットフォームズのモバイルWi-Fiルータ「MR05LN」を台湾の通信事業者「中華電信」のプリペイドSIMで使ってみた。

■モバイルWi-Fiルータ「MR05LN」を中華電信のプリペイドSIMで使う
モバイルWi-Fiルータ「MR05LN」を中華電信のプリペイドSIMで使う
モバイルWi-FIルータ「MR05LN」を中華電信のプリペイドSIMで使う

台湾の中華電信のプリペイドSIMカードは、台北の桃園空港・松山空港のほか、台湾南部最大都市の高雄に近い高雄空港でも購入が可能。今回は、市内からアクセスの良い松山空港にてSIMカードを購入。

■台北 松山空港の中華電信カウンターでプリペイドSIMカードを購入
台北 松山空港の中華電信カウンターでプリペイドSIMカードを購入

台湾の通信事業者各社は、主に台湾を訪問する外国人向けに空港内限定で容量制限のないプリペイドSIMカードを提供しており、容量制限のないプリペイドSIMカードを購入すれば、滞在中はデータ通信量を気にする必要が無い。

中華電信のプリペイドSIMカード(4G LTE対応)は、nano/micro/標準のいずれのサイズにも対応するタイプ。MR05LNや4G LTE対応スマートフォンの多くが採用するnanoSIMで使う際は、SIMカードの切り抜きに失敗する(必要以上に小さいサイズにカットしてしまう)心配は無いけれど、micro/標準サイズで使う場合には注意。

モバイルWi-Fiルータ「MR05LN」にて中華電信のプリペイドSIMカードを使って通信を行うためには、手動でのAPN設定が必要。中華電信の4G LTE対応プリペイドSIM向けのAPN設定は以下。

■中華電信 APN設定
APN:internet
ユーザ名:なし(空白)
パスワード:なし(空白)

APN設定が問題無く完了すれば、MR05LNにてデータ通信が利用可能となる。空港カウンターにてプリペイドSIMカードを購入して無制限プランに登録している場合、モバイルWi-Fiルータ側ではAPN設定を行うだけでデータ通信ができるようになるのは手軽。(データパッケージの購入手続などを空港カウンターにて代行してもらえるため。)

■APN設定が完了すると4G LTEデータ通信が可能に
APN設定が完了すると4G LTEデータ通信が可能に

中華電信のプリペイドSIMカードを使った4G LTEデータ通信については、MR05LNの前モデルである「MR04LN」でも対応しており利用可能。
関連エントリ:MR04LNを台湾で4G LTE接続 – USB接続で下り90Mbps越えも | shimajiro@mobiler

ただし、今回スピードテストを行ってみた限りでは、MR04LNよりもMR05LNの方が下りデータ通信速度が高速だった。
※一箇所だけのテストなので、あくまでも参考程度ではあるけれど。

■MR04LNのスピードテスト結果:下り19.96Mpbs / 上り 27.16Mbps
MR04LNのスピードテスト結果:下り19.96Mpbs / 上り 27.16Mbps
※MR05LNでは下り30.27Mbps / 上り 21.39Mbps