新宿区自転車シェアリング事業の実績報告:自転車1台あたり利用回数は1回以下、法人会員64社など – 大田区・品川区も年度内に相互乗り入れか

2016年10月よりスタートしている「新宿区自転車シェアリング事業」に関する利用実績などなどが、2017年5月に開催された新宿区議会 環境建設委員会の会議録にて報告されていたので、気になる数字などなどをまとめ。

新宿区議会 環境建設委員会の該当議事録は以下。
(かなり長め&議事録は要約されていないので注意。)

【平成29年5月 環境建設委員会-05月10日-06号】

新宿区議会の議事録にて確認できる「新宿区自転車シェアリング事業」および、ドコモ・バイクシェアが提供する自転車シェアリング(千代田区・港区・江東区・中央区・新宿区・文京区)の利用実績などなどの比較は以下。

●ドコモ・バイクシェア系サービスの利用実績(新宿区/都内6区比較)

項目 新宿区 6区合計
サイクルポート数 34箇所 200箇所以上
(2017年2月)
自転車台数 300台 3,000台
(2017年6月)
1回会員 2,192名 108,021名
月額会員 84名 不明
法人会員 64社 879社
自転車1台あたり利用回数(1日) 0.93回 1.67回

※各種数値は2017年3月末時点のもの。

「新宿区自転車シェアリング事業」は、2016年10月に開始されており、他区と比べると自転車ポートの密度が低い点や、知名度不足、牛込地区などにポートの空白地帯があることから、自転車1台あたりの利用回数は、広域実験に参加している6区の平均と比べても低い水準にある。

■新宿区自転車シェアリング:「ポートの空白地帯」
新宿区自転車シェアリング:「ポートの空白地帯」

新宿区および既に広域相互利用に参加している6区以外の話題として、新宿区などと同様にドコモ・バイクシェアが主体となってサービスを提供している大田区の広域相互利用が平成29年度(〜2018年3月末)までに参加予定とされている。

平成29年度以降の取り組みでございますが、平成29年3月に大田区が自区内で自転車シェアリングの運用を開始しました。運営事業者が新宿区と同じ株式会社ドコモ・バイクシェアでございますので、今年度中に広域相互利用に参加する予定でございます。

大田区に隣接する世田谷区・目黒区・品川区は、現時点でドコモ・バイクシェアによる自転車シェアリングサービスが提供されていないものの、品川区は平成29年度の予算案(PDF)のなかで、同年度中にドコモ・バイク系の自転車シェアリングサービスの提供開始を計画していることを明らかにしている。

品川区の平成29年度予算案によると、事業予算は6,400万円、サイクルポートの設置箇所は京浜東北線より東側が予定されている。

■品川区:自転車シェアリングの対象エリア
品川区:自転車シェアリングの対象エリア

コメント

  1. 落合村民 より:

    新宿区は落合地区と戸塚地区にもっとポートが増やしてほしいですね。
    電動アシストのおかげで坂の移動は本当にラクですから。
    中井駅周辺にある坂の移動なんか有効だと思います。

    また、周辺の人口密度が高いからか利用者の年齢層からなのか、
    新宿区西側境界付近のポートにある自転車の回転がかなり良いように感じます。
    夜間に満杯、逆に昼間の台数が少ないポートをよく見かけます。
    ぜひ区の公共施設の脇を中心にポートを設けてほしいです。

  2. みなと より:

    23区で着々と広がりつつあるドコモのシェアサイクルにくらべてソフトバンクのほうはあまり広がりませんね。
    もっとも、排他的に広がっていくのであれば23区内でまだらに事業者が異なるのは害悪でしかないので、都や国が音頭を取ってメトロや都営線の1日パスと組み合わせて、都区内全域で共通利用できるように仕組みを整えてほしいものです。