日本国内線に幼児(3歳以下)連れて旅行する際の航空券代・座席利用に関するまとめ。
■幼児(3歳以下)の航空券代金・座席利用に関するまとめ
FSC:3歳以上は航空券が必要、2歳以下は膝上なら無料
フルサービスキャリア | ||||||||
年齢 | 3歳以上 | 2歳 | 1歳 | 0歳 | ||||
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航空会社 | 運賃 | 座席 | 運賃 | 座席 | 運賃 | 座席 | 運賃 | 座席 |
JAL |
大人と同額 (小児運賃あり) |
○ | 無料 | 膝上 | 無料 | 膝上 | 無料 | 膝上 |
ANA |
大人と同額 (小児運賃あり) |
○ | 無料 | 膝上 | 無料 | 膝上 | 無料 | 膝上 |
JTA |
大人と同額 (小児運賃あり) |
○ | 無料 | 膝上 | 無料 | 膝上 | 無料 | 膝上 |
スカイマーク |
大人と同額 (小児運賃あり) |
○ | 無料 | 膝上 | 無料 | 膝上 | 無料 | 膝上 |
AIRDO |
大人と同額 (小児運賃あり) |
○ | 無料 | 膝上 | 無料 | 膝上 | 無料 | 膝上 |
スカイネットアジア |
大人と同額 (小児運賃あり) |
○ | 無料 | 膝上 | 無料 | 膝上 | 無料 | 膝上 |
スターフライヤー |
大人と同額 (小児運賃あり) |
○ | 無料 | 膝上 | 無料 | 膝上 | 無料 | 膝上 |
ANA・JALなどのフルサービスキャリア(FSC)では、子どもが3歳以上の場合、航空券の購入が必須。
子どもの航空券代金は大人と同額または、小児運賃(普通運賃の約半額)の安い方が自動的に適用される。「旅割」などの各種割引運賃にて航空券を予約した場合は、基本的に小児運賃ではなく「旅割」などの割引運賃が子ども用の航空券にも適用される。
子ども用に座席を購入しない場合、2歳以下(0〜2歳)であれば航空券の支払は不要。ただし、この場合は子ども用の座席は確保されないので、原則として保護者(付添人)の膝上に幼児を着席させる必要があるので、保護者の負担は大きくなる。
LCC:2歳以上は大人と同額で座席利用ok
LCC | ||||||||
年齢 | 2歳以上 | 1歳 | 0歳 | |||||
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航空会社 | 運賃 | 座席 | 運賃 | 座席 | 運賃 | 座席 | ||
Peach | 大人と同額 | ○ | 無料 | 膝上 | 無料 | 膝上 | ||
ジェットスター | 大人と同額 | ○ | 1,500円 | 膝上 | 1,500円 | 膝上 | ||
バニラエア | 大人と同額 | ○ | 1,500円 | 膝上 | 1,500円 | 膝上 | ||
春秋航空日本 | 大人と同額 | ○ | 1,500円 | 膝上 | 1,500円 | 膝上 | ||
エアアジア・ジャパン | 大人と同額 | ○ | 1,500円 | 膝上 | 1,500円 | 膝上 |
LCCの場合、子どもが二歳を超えると大人と同額の航空券代金の支払い、座席の購入が必要となる。(FSCと異なり、小児運賃などの設定は無い。)
前述のFSCと異なる点として、LCCでは航空券以外に支払手数料の支払が必須となるほか、座席指定料・受託手荷物などの料金も有料。2歳を超える幼児がこれらのサービスを利用する場合は、大人と同様に料金が発生する。
2歳児との旅行はFSCの方が割安なケースも
大人1名+2歳児1名で航空券を購入するケースでは、(子どもが座席を使用しなければ)FSCが「大人1名分」の運賃で済むのに対して、LCCでは必ず2名分の航空券購入が必要となるので、運賃に差が小さい場合にはFSCの方が割安になるケースもある。
■ANA:大人1名+2歳児1名で合計9,990円
■ジェットスター(LCC):大人1名+2歳児1名で合計17,750円
※支払手数料、座席指定料など別途必要。
ただし、上記の例ではジェットスターでは2歳児用に座席が用意されているのに対して、ANAでは2歳児用の座席は確保されない(原則、大人の膝の上)点は注意。