Amazonは、名古屋市と札幌市の全域と東京都・大阪府の一部の区を対象に、Amazonで注文した商品の配送方法を標準で「置き配」にする実証実験を2020年1月27日に開始する。
Amazonのプレスリリースは以下にて。
Amazon Newsroom – Amazon、置き配を標準の配送方法として指定 東京都(3区)大阪府(3区)、名古屋市、札幌市で実証実験を拡大
Amazon(所在地:東京都目黒区)は、お客様のご注文時の配送オプションとして提供する「置き配指定サービス」を、標準の配送方法とした際の利便性や効果を検証するため、2019年に岐阜県多治見市で実施された実証実験に続き、東京都3区(江東区、文京区、練馬区)、大阪府3区(都島区、西淀川区、生野区)、名古屋市、札幌市で1月27日より実証実験を順次開始します。
■提供開始日
2020年1月27日〜
■対象エリア
東京都(江東区・文京区・練馬区)
大阪府(都島区、西淀川区、生野区)
名古屋市(全域)
札幌市(全域)
■実験内容
Amazonでの注文時の配送方法を標準で「置き配」に設定
実証実験エリアの拡大に先立って実施された岐阜県多治見市では、エリア内の約70%が置き配で商品を受け取り、通常時の約50%の再配達率削減に繋がり、注文した商品の配送効率化に貢献した模様。
2019年11月6日から12月5日の1か月間、岐阜県多治見市でAmazonとして初の試みとなる置き配指定標準化の実証実験を実施しました。期間中、多治見市にお住まいのお客様の約70%が置き配指定で商品をお受け取りになり、通常時の約50%の再配達削減につながりました。
Amazonの置き配サービスは、商品の配送先として、玄関、宅配ボックス、ガスメーターボックス、自転車のかご、車庫、建物内受付/管理人を指定し、商品の配達時に在宅/不在のどちらでも商品を受取できる。
Amazon置き配サービスが開始後、置き配できる商品については基本的に置き配を指定している。今のところ、商品に破損があった、盗難があったという経験は個人的には発生せず、事故が発生しなければ便利なサービス。
ただし、実証実験の対象エリアでは置き配を望まない場合でも、標準の配送方法が「置き配指定」に設定されるので、置き配による配達を望まない場合は、配送方法を変更するなど注意が必要。
Amazonの置き配サービスについては以下にて。
アマゾンの置き配について | Amazon.co.jp