ドコモ・バイクシェアが運営するシェアサイクルのポートが撤退後に、同じくシェアサイクルや電動キックボードを展開する「LUUP」のポートにくら替えしているのを見かけた。
LUUPのポートマップを見ていると、複数の箇所で「ここはドコモ・バイクシェアのポートがあったな…」とわかる場所を発見。
■ドコモ・バイクシェアのポートが「LUUP」のポートに
※写真はイメージ
ドコモ・バイクシェアは、原則としてポートのラック数以上に自転車の返却が可能な仕様となっているため、ラック数以上に自転車が返却され、ポート近辺に自転車が溢れてしまうケースがある。
対してLUUPでは、予め定められた台数以上の返却は受付しない仕様となっているため、同じ問題は生じない。
■ドコモ・バイクシェアのシェアサイクル、ポートのラック数以上に返却されることも
周辺への影響や、施設利用者への影響を考慮し、施設管理者側でドコモ・バイクシェアの”ラック台数以上に返却可能”な仕様による影響を考慮して、設置するシェアサイクル事業者を変更したことも考えられる。
シェアサイクル(など)をレンタル・返却するポートは、基本的に単一の事業者のみ利用可能となっている。
一方、新宿駅付近では、京王プラザホテル、小田急サザンタワー、都庁第二本庁舎前などに、ドコモ・バイクシェア、LUUP、OpenStreet(HELLO CYCLING)の3社が利用できるポートが設置される動きもある。