偽装の本人確認書類によって、SIMカードをの変更を伴う機種変更を行って通信回線を乗っ取りする事例が報告されている。
被害にあわれた方のTwitter(現X)への投稿によると、第三者による機種購入のほか、クレジットカードの利用が130,000円、キャリア決済によるPayPayチャージ&利用が50,000円、ショッピングローンの申込によって2,250,000円の高級腕時計の購入が行われた模様。
被害を報告している方のツイートは以下。
【犯罪に要注意】
本日、私が巻き込まれた犯罪について知っていただき、皆様もご注意いただきますことを切に願います。
15時ころ外出中に急に携帯電話の電波が無くなってしまいました。電源を再起動させるなどしても変わらないのでソフトバンクの電波障害かと思っていたのですが、そのような状況に— 松田のりゆき (@MmrlWvGdN2PycqP) May 2, 2024
今回の報告は、つい最近報告された事例と、
・マイナンバーカード券面の目視確認による本人確認
・ソフトバンクショップでの手続き
・地方自治体の議員が被害にあっている
という点で共通している。
ソフトバンクに限らず、楽天モバイルでも通信契約を第三者が乗っ取りする事例が発生しており、注意喚起している。
楽天モバイルは、フィッシングサイトなどを通じて不正に入手した楽天IDとパスワードを入手した第三者によって、SIMカードをeSIMとして再発行し、SIMカードを乗っ取り(SIMスワップ)する事案が発生しているとして、注意喚起を行っている。
【重要】身に覚えのないeSIMの再発...