「キッズケータイ コンパクト SK-41D」とセルラー版「Apple Watch SE」、子どもの見守り視点で料金とサービスを比較

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NTTドコモより、子ども向けの腕時計型端末「キッズケータイ コンパクトSK-41D」が発売されるので、Apple Watch SE(第2世代)を「ウォッチナンバープラン」(KDDI)で契約して使う場合と、料金・サービス面での違いをまとめてみた。

■キッズケータイ コンパクト SK-41D/Apple Watch SE(第2世代)の比較

製品名 キッズケータイ コンパクト
SK-41D
Apple Watch SE
(第2世代)
本体価格 28,930円 42,800円
通信事業者 NTTドコモ KDDI(au)
料金プラン キッズケータイプラン ウォッチナンバー
通話料金 22円/30秒
通信量は制限なし
22円/30秒
250MBまで
SMS 送受信無料 送信:3.3円/通
受信:無料
月額料金 550円/月 385円/月
装着方法 腕時計型
ネックストラップ
フック付きストラップ
腕時計型
※アクセサリを別途購入でフック付きストラップ、ネックストラップ利用も可能
現在位置の取得 イマドコサーチ
(220円/月)
移動経路の取得 ×
音声通話 対応 対応
メッセージアプリ +メッセージ メッセージ
無料通話(アプリ) FaceTime(音声のみ)
SOS機能 専用ボタンから保護者宛に発信可
緊急機関(119/110)への通報も可能
緊急機関(119/110)への通報可
防犯ブザー連携
オンライン契約 契約者と利用者が成人の場合は可(未成年は不可)
備考 本体価格はドコモオンラインショップの価格 料金プランはauの「ウォッチナンバープラン」契約時、40mm(GPS+Cellular)のApple価格を記載

本体価格については、「キッズケータイ コンパクトSK-41D」が約29,000円、Apple Watch SE(第2世代)のGPS + Cellularモデルの40mmが約43,000円で、本体価格は「キッズケータイ コンパクト SK-41D」の方が安い。

ただし、料金プランでは「キッズケータイプラン」(月額550円)に加えて、子どもの見守り目的で「イマドコサーチ」(月額220円)を組み合わせると月額770円、「ウォッチナンバープラン」(月額385円)と比べて、ちょうど2倍になる。

「イマドコサーチ」を契約する前提で、本体価格の差(約14,000円)を、月額料金の差額(月額385円)で割ると約36となり、36カ月以上継続して使う場合は、コスト面で「Apple Watch SE(第2世代)」が有利になる。

機能面では、「Apple Watch SE(第2世代)」の位置情報取得は現在位置の取得に限られるのに対して、「イマドコサーチ」は移動経路も(保護者端末から)確認できる。

また、「キッズケータイコンパクト SK-41D」では、本体側面のSOSボタンを押すと緊急連絡先に設定された保護者の電話番号あてに発信できるほか、位置情報の通知も可能など、見守り関連の機能は充実している。

アプリを使った無料通話は、「キッズケータイコンパクト SK-41D」は非対応で、「Apple Watch SE(第2世代)」はFaceTime通話が可能。
※ただし、「キッズケータイコンパクト SK-41D」は、ファミリー割引グループ間の通話無料は適用されるので、家族がドコモを使っている場合は音声通話の料金を気にせずに通話できる。

通話やメッセージ機能を持たない見守り端末と比べると、連続稼働時間は短いことが予想される。週に1回の充電ではバッテリーが持たないことが予想されるので、「キッズケータイコンパクト SK-41D」も「Apple Watch SE(第2世代)」も、基本的に毎日充電することを前提に運用した方が良さそう。

「キッズケータイプラン SK-41D」の製品紹介は以下にて。
キッズケータイ コンパクト SK-41D | ドコモ キッズ | 製品 | NTTドコモ

「Apple Watch SE」の紹介は以下にて。
Apple Watch SE – Apple(日本)