Xi L-03E/EMOBILE GL04P/WiMAX WM3600Rのスペック比較

本Blogのエントリには、アフィリエイト広告が含まれています。

docomoの2012年冬モデル発表会で発表のあった(個別に紹介は無かったけど)端末の中で、個人的に一番期待値が高い端末は、Xi対応のモバイルWi-Fiルータとして、他社製品並のスペックに改善された『L-03E』だったりする。

そんなわけで、L-03Eを含めて、各社の代表的なモバイルWi-Fiルータ3機種についてのスペック比較。

■各社のモバイルWi-Fiルータスペック比較

サービス名 docomo Xi EMOBILE LTE WiMAX
機種名 L-03E GL04P WM3600R
メーカー LG電子 Huawei NECアクセステクニカ
発売時期 2013年1月予定 2012年7月 2012年2月
公衆無線LANへの接続 対応 非対応 対応
無線LAN方式 IEEE802.11b/g/n IEEE802.11b/g/n IEEE802.11b/g/n
同時最大接続数 10台 10台 12台
USBモデムとしての利用
固定回線のAPとして利用 非対応 非対応 クレードルで対応
最大通信速度 [Xi]
下り:100Mbps
上り:37.5Mbps
[FOMA]
下り:14.4Mbps
上り:5.7Mpbs
下り:75Mbps
上り:25Mbps
下り:40Mbps
上り:15Mbps
サイズ
(縦、横、厚)
90mm
60mm
19.5mm
120mm
66mm
14.5mm
95mm
70mm
12.8mm
重量 約145g 約140g 約110g
連続待受時間 未定 約380時間
(無線LANオフ時)
約250時間(休止状態)
電池容量 3,600mAh 3,000mAh 2,500mAh
連続通信時間 12時間 (Xi接続時)
13時間 (FOMA接続時)
約9時間(3G/LTE共通) 約10時間
内蔵メモリ なし なし なし
その他 1.8インチカラーディスプレイ
ジョグキーによる操作が可能
GSM対応。
モバイルチャージャー機能によりスマートフォンなどへの充電が可能。

※WiMAXの『最新モバイルWi-Fiルータ』はURoad-SS10になるけれど、スペック的にはWM3600Rが近いと思ったのでWM3600Rで比較。

L-03Eが従来のXi対応のモバイルWi-Fiルータと大きく違うのは、標準バッテリでの連続稼働時間がXi接続時 12時間/FOMA接続時で13時間と、これまで発売されたXi対応のモバイルWi-Fiルータと比べて大幅に連続通信時間が長くなっており、連続通信時間の面で他社製のモバイルWi-Fiルータに負けない端末となっている。

L-03Eの連続動作時間の改善は、基本的にはバッテリ容量が大きくなった事による恩恵で、電源の利用効率が良くなった訳では無いけれど、L-09Cと比較するとバッテリ容量が2,700mAh ⇒ 3,600mAhと大きくなっている反面で、本体重量は約156g(L-09C) ⇒ 約145g(L-03E)と、軽量化されているのは嬉しいところ。

さらに、サイズ的にもL-04Dのコンパクトサイズを踏襲しつつ、厚さが増えているだけなので、見た目も非常にコンパクトに仕上がっていると思われる。

■L-03E/L-04Dのサイズ比較(スペック値)
L-03E:縦 90mm × 横 60mm × 厚 19.5mm
L-04D:縦 90mm × 横 62mm × 厚 12.6~12.9mm

と言うわけで、L-03Eの端末としての完成度は非常に期待値が高くて、来年1月の発売が今から待ち遠しいのだけれど、その期待値とは裏腹に、現時点での都心でのXiの通信速度は以前と比べるとかなり厳しい状態が続いていて『Xiだから快適』と思える事はそうそう無くなってきているように思える。

Xiの通信速度低下の主な原因は、Xi契約者数が1ヶ月で100万契約のペースで増加している。という事が原因とは思うのだけれど、現在発売済みのXi対応端末は2.1GHz帯を利用する端末のみとなっており、L-03Eは2.1GHz/1.5GHz/800MHzの3つの周波数帯でXiが利用可能になっているので、2.1GHz帯より空いている帯域で通信が可能になれば、現状のXiよりも快適になるだろうとは思うんだけれど、実際にどのぐらいのエリアで1.5GHz/800MHzのXiが利用可能になるのかは現時点では不明なので、どのぐらい期待出来るのかが読めないところ(^ ^;

とはいえ、L-03Eは発売されたら間違い無く購入する予定の端末なので、発売が楽しみ(^ ^)

掲載している内容は公開時点の情報です。Webサイトやサービスの内容変更などにより、情報が古くなっている場合もありますので、ご注意ください。

運営者をフォローする