NFC決済に対応した、ピンク色のSIMカード(ドコモUIMカード バージョン5)の発行を2/25(月)より開始する事が発表されている。
ドコモのプレスリリースは以下より。
ドコモからのお知らせ : Type A/B方式のおサイフケータイ対応サービスをご利用の際に必要な、ドコモminiUIMカード(ピンク色)の提供について | お知らせ | NTTドコモ
Type A/B方式のおサイフケータイ対応サービスをご利用の際に必要な、ドコモminiUIMカード(ピンク色)の提供を開始します。
ドコモminiUIMカード内にType A/B方式のサービスを登録することで、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどで使われている決済サービスなどが2013年度上期より順次ご利用可能となります。
現在日本で主要となっている、FeliCaを使ったおサイフケータイではなく、アメリカ、ヨーロッパなどで使われているNFCのType A/B方式に対応したSIMカードの発行が新しく開始される。
プレスリリースではType A/B方式に対応したSIMカードの発行手数料については『無料』となっているけれど、ドコモのサポートセンターにて確認したところ、NFC非搭載端末からの変更については2,100円の手数料が発生する。とのことで、このあたりの詳細は実際にSIMカードの変更を行ってみないと、確かな事は言えなさそう(^ ^;
※早ければ25日にも手続してみる予定。
■海外で利用可能なおサイフケータイサービス(予定)
iD:2013年度上期開始予定
MasterCard PayPass:2013年4月〜5月開始予定
Cashbee:2013年度上期開始予定
使えるサービス・お店 | サービス・機能 | NTTドコモより
海外で対応可能なおサイフケータイサービスとして、世界41か国約50万箇所の『MasterCardPayPass』加盟店でiDが利用可能になる。というのは、対応している店舗数も多く利便性が高そうで期待。
おサイフケータイを海外で使うための手続などが気になるところだけれど、ケータイWatchの過去の記事によると、PayPassの加盟店であれば、事前の申込などが不要でiDが利用可能になるとのことなので、ユーザとしては海外かどうか意識せずにおサイフケータイを利用する事が可能になる事に期待。
ドコモのスマホにNFC、決済や「かざしてリンク」提供へ – ケータイ Watch
担当者によれば、仕組みとしてはほぼPayPassそのものとのことで、PayPassのTypeA/B対応サービスは2013年4月~5月にスタートする。NFC対応機種を持つ「iD」ユーザーは特に事前の申し込みなどをせずに、渡航先で「PayPass」のリーダーライターが設置してある店舗で、「iD」による決済が可能になる。
ちなみに、現在はFliCa方式のおサイフケータイと、NFCのType A/B方式に対応したSIMカードが別々に発行される形となるけれど、ゆくゆくはSIMの中に3つのタイプを統合する予定である事が、2011年の春モデル発表会の中でコメントされている。
NTTドコモ山田社長、スマートフォン戦略・SIMロック解除を語る…一問一答 | レスポンス
山田社長:NFCにはType AとType B、さらに日本のType C(Felica)がある。Felica対応端末はドコモだけでも4,000万台もあるが、我々としては1台でFelicaに対応しつつ、タイプA、Bでも使えるという風にしていきたい。具体的には、SIMにタイプA、Bが書きこまれていて、チップにあるタイプCと通信をすることで3タイプに対応するという形。ゆくゆくはSIMの中に3タイプ入ることになると思う。
個人的には3月に海外に行く予定があるので、そのタイミングでType A/B対応のSIMカードを使って、海外でNFC決済を試す事が出来れば…と考えてたり(^ ^;