姉が嫁に送ったメールに添付されていた、700KBの画像つきメールが、docomoの『ファミリー割引』の無料対象になるメールかどうか調べていくうちに、色々と勉強になったので記録しておく。
- 同一ファミリー内の大容量メールも無料対象に
- 同一ファミリー内のやり取りでも無料対象外があった。
- パケット定額の遡り適用について
2009年5月から、ファミリー割引内で無料対象になるメールの容量が拡大され、movaからのメールや、海外での利用を除いて、原則的に同一ファミリー間のメールも容量を問わずに、無料になっている。
2009年度のお客様満足度の向上やCSRなどの取組みについて(NTT docomo)
「ファミリー割引」/「オフィス割引」グループ内のiモードメールについて、これまで無料の対象外としていた大容量の動画など(添付画像、デコメール含む)の添付メールについても、今後は無料といたします。
という事で、『100KBを超える大容量メールも無料対象になる』と思って安心したのも束の間、無料対象にならないメールがある。という事が記載されていた…。
ファミリー割引 : ご注意事項 | 料金・割引 | NTTドコモ
FOMAサービスでの同報メール送信時に、送信先に「ファミリー割引」グループ以外の回線のメールアドレスが含まれている場合は、同報メール送信料はすべて無料対象外となります。
今回のメールの送信元/宛先は以下の通り。
FROM:姉のdocomoメールアドレス※定額加入済
To(1):嫁のdocomoメールアドレス※定額未加入
To(2):僕のPCメールアドレス
で、docomoのサイトに記載されている注意事項の意味を、
『送信先のメールアドレスに、同一ファミリー外のメールアドレスが1件でも含まれている場合は、同一ファミリーであっても、受信側も無料対象外』
なのかと思ったけれど、上記には『送信料はすべて無料対象外』とだけ記載されていたので、きっと発信元のメールアドレス使用者に対するパケット課金だと思われる。
よって、パケット定額非加入である嫁の回線は『同一ファミリー内のメール無料』が適用され、無料の対象になる。ハズ。
2010.1.20 追記
FROM⇔TOが同一ファミリーであれば、CC等にファミリー割引外のメールアドレスが含まれている場合も、受信側は無料。(送信側はファミリー割引外のメール送信になるのでパケット通信料が課金される。)
と言う事をdocomoサポートセンターに問い合わせて確認した。
と言うわけで、心配していたケースはそもそも『無料対象』と言う事で決着~(^ ^)
2番目の『注意事項』の項目を読んで、『パケット無料の対象外かー…』と覚悟した僕を救うような情報があった。
※後によーくよんだら、結局はパケット無料の対象だと信じて思っている。
それが、パケット定額の『遡り適用』という裏ワザに近い特例(?)
パケ・ホーダイ ダブル : ご注意事項 | 料金・割引 | NTTドコモ(NTT docomo)
「パケ・ホーダイ ダブル」のお申込にあたっては、当日からの適用・翌月からの適用をお選びいただけます。また、ご契約回線あたり1回に限り、前月から適用することもできます(その場合、前月から適用したものとみなして再計算を行い、翌々月の請求にて差額をご返還します。なお、差額のご返還に伴い、ドコモポイントおよびステージポイントについても取消しとなります)。前月からの適用とする場合は、ドコモ インフォメーションセンターもしくはドコモショップへお問い合わせください。
※情報提供頂いた、@june_yaさん、ありがとうございましたm(_ _)m
これって恐らく、
『ケータイの料金が、思いもしなかったほど高い!』
という原因の主因とも思われるパケット通信料を、契約者に対して1回だけ、遡ってパケット定額に加入していた事を前提にした料金計算を行う、いわば『最後の救済プラン』的な存在と思われる。
・意図せず数万円~数十万円の請求をされてしまったユーザを救済するという面
・そういった類の、トラブルになり易いカスタマーサポートのコストを減らすという面
・これをきっかけにパケット定額に加入する事で、将来的なパケットARPU上昇や、その他サービスへの加入促進という面
単純にユーザの救済というだけではなくて、三点のメリットがあるわけで、一石二鳥ならぬ、一石三鳥の策かもしれない。
そんなわけで、700KBのデータ通信で発生するパケット通信料を9,000円(0.1円計算で)だと勘違いしたり、Twitter上で色々とお騒がせしてしまいましたが、結果的には良い勉強をさせて頂く事が出来ました(^ ^)
と言うわけで、皆さんも思わぬ落とし穴には十分ご注意下さいませ。