Opera 11αを1日使ってみたレビューを簡単に。
※今回の目玉とも言える拡張機能についてはほとんど触れてませんのであしからずm(_ _)m
- 動作速度が快適
- Opera Linkを使うと環境移行がカンタン
- 意外に安定している
- 日本語フォントもひとまず問題なし
Opera 11αでは拡張機能の影に隠れてあんまりアピールされていない気がするんだけれど、動作速度が高速化されており、快適に使える。
今のところとりあえず拡張機能はスルーしているけれど、現在の安定版の最新(10.63)と比べてページ表示速度が改善しているので、速度の面でOpera 11αに満足していたりする(^ ^)
当然、ハードウェア側も高速化は進むんだけれども、ユーザが必ずしも新しいハードウェアを使っているかと言うとそんなことも無い。ソフトウェア側も当然速度が速いほうが良いわけで、ソフトウェアのバージョンアップによって速度が速くなっていく。というのはユーザとしては非常に有難いポイント。
これはOpera 11αだからって事ではないんだけれど、今回のように安定版とは別にα版の位置づけがリリースされても、Opera Linkで同期を行う設定にしていれば、環境の移行はかなり簡単に行うことが出来る。
Opera Linkで同期できる情報は徐々に増えていて、現在は下記の情報を同期する事が可能。
■Opera Linkで同期可能な情報
・お気に入り
・パーソナルバーの設定情報
・URL入力履歴
・スピードダイヤル
・ノート
・検索エンジン設定
・ブロックするコンテンツの設定(11αからっぽい)
上記に加えて、個人的にカスタマイズしている範囲としては、
・タブの表示位置を画面左側に変更
・一部、キーショートカットのカスタマイズ
・タブの新規追加時の位置の設定
など、インストール後10分ぐらい設定をすれば、従来の使っていた環境とほぼ同等の環境を、新しいバージョンで利用する事が出来るようになっているので、新バージョンを試すハードルが低い。
最近Operaでリリースされたバージョンといえば、10.50のα版がリリースされていて、なかなかバグが多かったためか安定していなかったけれど、今回のOpera 11αについては、利用中にブラウザがクラッシュするという事が未だ無い。(1日使ってみた範囲では)
なのでこれまでα版でよくあった、
『動作速度は速いけれど、バグが多くてよく落ちて使い物にならない。』
というようなことは無く、案外普通に使えてしまう。というのが、Opera 11αに対する率直な感想。
Operaのαやβ版と言うと、一部サイトで日本語フォントが非常にカッチョ悪くなる問題が記憶に新しいけれど、Opera 11αでは日本語フォント問題も発生していないので、先述した『クラッシュしない』という部分も含めて、『意外にフツーに使えてしまう』という感じ
まだまだα版の段階という事ですぐには正式版が出なさそうな感じはするけれど、α版を使ってみた限りの感想としては、Opera 11には拡張機能以外にも期待できそう(^ ^)
Opera 11αのダウンロードは下記より。
Opera web browser | Opera 11 – Adding another piece of the puzzle.