14日(月)と15日(火)は可能な限り自宅勤務。という事で、自宅勤務で仕事の対応をすることになったので、自宅勤務中に役にたったツール/サービスのご紹介。
■前提条件
・自宅は都内の計画停電エリア対象外で、停電は発生していない。
・自宅内で特別にダメージを受けた設備はなし。自宅回線として使っているWiMAXも接続可能な状態。
- WILLCOM『だれとでも定額』
- Skype
- Skype通話用ヘッドセット:ロジクール『H360』
- GoogleDocs
- Dropbox
- IRC
昨年12月から全国展開が開始された『だれとでも定額』のWILLCOM回線が活躍した。
と言うのも、震災に絡む業務連絡(出社の有無など)を、社員のケータイに連絡する場合、Skypeの国内かけ放題プランでは定額対象外になるため、WILLCOM回線の『だれとでも定額』経由で連絡する事が多かったため。
サービスとしては非常に強力な『だれとでも定額』ではあるけれど、今使っているX PLATE(WX130S)で残念なのはBluetoothヘッドセットはおろか、マイク端子すらサポートしてない端末なので、利用時は基本的に片手が埋まるか、耳と方の間に挟んで通話するしかないのがネック(^ ^;
WILLCOM『だれとでも定額』と同じく、コミュニケーションツールとして役立ったのが、Skype。
複数のメンバーと同期的にコミュニケーションするシーンで利用
⇒『あれやった?』とか、『これ済んでる?』のような種類の、いちいち文字を入力するのが手間になるような、細かな状況確認など。
現在のチームでのSkype利用は、『物理的に離れたオフィス同士のチームがコミュニケーションする方法』として、実際に平常時から利用していたので、自宅勤務時もスムーズに使う事が出来たのは一つの収穫。
関連エントリ:常時Skype可能なオフィス環境が便利 | shimajiro@mobiler
Skypeはサービスとして十分便利なんだけれど、Skypeを便利に使うためにはヘッドセットも重要なわけで、今のところ気にいっているのはロジクールのH360というヘッドセット。
お気に入りのポイントは以下。
・マイクミュートが可能
⇒今回も実際にあったのだけれど、Skype通話中にケータイに音声通話が入る事なんかはフツーにありえる話で、そういう時にマイクミュートがあると、通話を切る必要もないし、ケータイでの音声通話が終わった後すぐにSkypeに復帰することが出来るので、ヘッドセットの利用頻度が高いのであれば、マイクミュート機能は必須。
・ボリュームコントローラが独立している
⇒ボリュームコントローラが独立しているので、相手側の声が大きかったり小さかったりする場合に、PC側の操作不要で音量調整できるので使い勝手が良い(^ ^)
・Amazonで買える
⇒例えば会社用で使っているヘッドセットをそのまま自宅用でも購入すれば、仕事で使う道具としての環境を統一出来るし、使う側としてはいちいち新しい機器の操作を覚えなくて良いし、デバイスの1つが故障した場合でも代わりを用意する事がカンタンなので、基本的に消耗品は『Amazonで購入が出来るもの』を選定基準にしている事が多い。
実際にこのヘッドセットも、自宅用として使っていたけれど、MWC 2011参加の際に現地に持って行くために、出発前にAmazonで追加で購入して現地で使っていたりする(^ ^;
LOGICOOL USBヘッドセット H360
ロジクール 2010-03-12 |
GoogleDocsが便利なポイントは、『リアルタイムで編集内容を確認する事が出来る』点で、『複数人で確認しながら修正、編集』をリアルタイムで行う際に重宝している。
『複数人で確認&修正』の作業をやろうと思えば、Dropboxなんかにファイル保存 ⇒ 確認 ⇒ 修正 でも良いのだけれど、あまり量が多くない確認内容(テキストの確認など)であれば、Skypeで接続した状態でGoogleDocs上で編集しながらの方が効率的で、『修正内容が即時反映されていく』というのは、使い方次第では相当に便利(^ ^)
GoogleDocsを『複数人でリアルタイムで確認する』為のツールとして使っていて、Dropboxは『必ずしも即時性が無いファイルの共有』用に活用している。
更新頻度が高いものをやりとりすると、頻繁にポップアップ通知がされてしまうので、あまり更新頻度が高くないファイルだったり、ある程度完成度が高い状態のファイルのやり取りに使用するのが良い感じ。
Dropbox – オンラインファイル同期ツール
*上記リンクから登録すると、通常の2GBに+250MBのボーナスがつきます。(オイラにも)
チーム内のテキストでのコミュニケーションには日頃からIRCを使用している。
参加者が増えて話題が拡散したり、話題に関係ない参加者増えてしまうと、どうしても受取側として『不要な情報』が増えてしまって運用が難しいのだけれど、基本的に1つの仕事をしている4~5人前後のチーム単位での利用については、今のところ特に問題無く使えている。
PC上のディスプレイには、320*200程度の小さな表示領域を入力用に表示させておいて、Galaxy Tab + IRCクライアント『AiCiA』(Android Market)をノートPCの横に置いてサブディスプレイ的に利用すると、IRCを常時表示させたまま、ノートPCの表示領域をあまり占有せずに済むので良い感じ(^ ^)
計画停電の対象地域であれば、バッテリ駆動可能なノートPCがとか、そういう話もあったかと思うんだけれど、ひとまず幸いにも計画停電の対象にはなっていないのでこんな感じで。
その他感じた点としは、やっぱり急に『自宅作業』って言ってもそうそうカンタンでは無くて、職場と自宅で利用するツールを共通化したり、特定の場所に縛られない仕事の進め方が出来るように、日頃から準備しておく事が大事だなぁ…と実感。