初のMac OSマシンとして、新型MacBook Airを選んだ理由をいくつかご紹介。
購入時のエントリは以下にて。
MacBook Air 11インチをXi同時契約で30,000円割引で購入してきた | shimajiro@mobiler
- スタンバイへの移行/復帰が速くてモバイル向き
- ストレージにSSDを採用している
- 初めてのMacだけど、移行コストが高くない
- コストパフォーマンスが高い
- タッチタイプするのに十分なサイズのキーボード
モバイルするPCを使う上で絶対的に重要なのが、スタンバイへの移行/復帰に必要な時間が短いこと。
というのも、例えば電車でノートPCを触っているとして、目的地 or 乗り換え駅などで下車する際に、下車直前までPCを動作させる事ができる方が当然便利で、そのためにはスタンバイへの移行が高速である事は必須条件。
*今はスマートフォンでできる事が増えたので、電車で移動中にノートPCを使う事は減ったけれど、昔はスタンバイに移行するのをドキドキしながら待ってた…という経験あり(^ ^;
復帰という面では、スリープ状態からすぐに復帰して使える事が、「その瞬間必要になる作業」をするために必要な条件で、特にモバイルPCとしては復帰が速い事は快適に使う上で重要。
で、MacBook Airはどうか?というとスタンバイへの移行/復帰はかなり速い。
*これはMacBook Air前モデルから対応している「インスタントオン」と呼ばれるテクノロジである事を、購入してから知った(^ ^;
実際に、購入してから数日使ってみた感覚としては、
「スリープ状態からでも、すぐに作業を再開することができるので、ケータイっぽく使える」
という感じで、これはまさに僕がモバイルPCで実現したかったことが、MacBook Airで実現できている。
*いちおう、Vaio Type Pでもスタンバイ/復帰をうまく使うと同じような使い勝手は実現可能だけれど、バッテリ消費はまぁまぁ大きい。
「使いたい時にサクっと使えて、使わないときはスタンバイで電池長持ち」
の仕様は、デバイスとしてはケータイやスマートフォンに近い感じて、PCもそういう使い方をしたいなー。という願いをドンズバで叶えてくれているのが、非常に嬉しい(^ ^)
前述の「インスタントオン」に深く関連しているのが、ストレージにSSDを採用している事であるのは明らか。
(かなり今更ではあるけれど)HDDと比較してSSDの特徴として、
・対衝性が高い
・バッテリ消費が低い
・アクセスが速い
などなどがあげられる。
SSDはモバイルノートPCと非常に相性が良いと思っていて、容量あたりの単価こそ、どうしても高いけれど、SSDが登場してからはずっと、モバイルPCではSSD搭載のものを使っている。
■これまで購入したモバイルノートPC
EeePC S101 ⇨ Vaio Type P ⇨ MacBook Air
3.5インチのHDDなら、10,000円で3TBぐらいの容量を購入できるような時代ではあるけれど、ストレージの容量が小さくても、必要に応じてネットワーク側からデータをダウンロードしてくることで、かなりの部分を解決する事ができるので、僕のモバイルノートPCの使い方としては、HDDよりも断然SSD(^ ^)
今後の流れとしてはモバイルを含めて、ネットワーク速度が高速になっているので、端末側で大きなストレージがマストになる。ということは、今後あまり無いのかなーと予想(^ ^;
Windows専門10年選手がカスタマイズしたMacBook Airの設定 | shimajiro@mobiler
というエントリを書いたように、少々カスタマイズすることは必要だけれど、乱暴に言えばとりあえずWebブラウザさえ突っ込んでおいて、あとはキー入力さえ快適に行えるようにしておけば、たいていの作業はWebブラウザ上でできてしまうので、Windows⇨Macの移行コストは実は限りなく小さい。
という事は、MacBook Air購入前からわかっていた事で、ここはMacBook Airの購入にあたり、特に迷わなかった点。
逆に言うと、Evernoteなり、Dropboxなり、Gmailなり、データがローカルに保存されるのではなく、データは常にサーバ側に保存される。という前提であれば、各プラットフォーム対応しているアプリケーションさえあれば、プラットフォームの差分を(ほとんど)無くす事が可能で、実際に
「Windowsならアレができたのに、Macではできないのー!」
という類で困った。というのは、今のところ発生していない(^ ^;
スペック的に魅力のあるマシンだと、どうしても最終的には値段に跳ね返ってくる事が多いのだけれど、MacBook Airに関して言うと、同じクラスのスペックのPCと比べて圧倒的にコストパフォーマンスが高い。
というのが、わざわざWindowsしか使ったことのない人間が、MacBook Airを購入する大きなキッカケ。
それにしても、コストパフォーマンスでApple製品を選ぶ時代が来るとはなぁ…。
11インチクラスのサイズであれば、ある程度当然っちゃ当然とも言えるんだけれど、事前に旧モデルのMacBook Airでキーボードの打感などなどを確かめておいて、問題なくタッチタイプする事が可能なので、文字入力に苦労する事が無い。というのも、モバイルノートPCとして重要なポイントだった。
*念のため、店頭でも購入前に確認したけれど…。
というわけで、Vaio Type Pの代わりという位置づけが大きいMacBook Airだけれど、「モバイルPC」として11インチサイズのマシンを単純に投入してきたのではなくて、きっちりユーザの使い方を考えた上での製品仕様(SSD採用とか、スタンバイへの移行/復帰が速いとか)を練り込んでいるあたりが、製品としての満足感を高める結果に繋がっているんだろうなぁ。と思いながら、新しいマシンを使っている(^ ^)
とりあえず、OS Xの仕様にはまだ慣れないので色々と格闘中ではあるけれど、新型MacBook Airは購入して大満足の一台。買って良かった〜(^ ^)