WM3600Rはメーカー純正アプリケーションとして、PCやスマートフォンからステータス確認や端末の再起動を行うツール『Aterm WiMAX Tool』が提供されている。
Android Marketからのダウンロードは以下より。
Aterm WiMAX Tool for Android – Android マーケットのアプリ
*ちなみにiOS向けは3月末に公開予定となっている。
■Aterm WiMAX Tool(Mac向け)
WM3600R向けに提供されているAterm WiMAX Toolで可能な操作は以下の通り。
・WiMAX電波状態の表示
・バッテリ残量の表示
・WiMAX ⇔ Wi-Fiの優先接続の切り替え
・IPアドレスの表示
・ファームウェアバージョンの表示
・休止状態への移行
・端末再起動
*現在Windows/Mac/Android向けに提供されているけれど、恐らく全てのプラットフォームで同一の操作が可能と思われる。(Mac&Androidでは同じ事を確認済み)
電波状態/バッテリ残量というモバイルWi-Fiルータのステータスの表示だけでなく、WiMAX⇔Wi-Fiの優先接続変更が変更できるのは『普段はWiMAX優先だけど、公衆無線LAN対応エリアに入ったので接続先をWi-Fiにしたい』というようなシーンで、操作中のスマートフォンやPCから接続するネットワークの切替ができるので、利便性が高そう。
休止状態への移行もサポートされているので、WM3600Rの利用が終了して通信する事が無い場合に休止状態にしておくと、バッテリの消費を防ぐ事が可能。
ただ、休止状態はWi-Fi側から復帰させる事ができないので、復帰は端末の電源ボタンを押す必要がある。(まぁWi-FiもOFFになるので仕方無いけど)
モバイルWi-Fiルータを利用する上でのデメリットに『電波状態などのステータスがわかりにくい』という点があり、それを解決するためには有志が開発しているステータス確認用のアプリを利用する必要があったけれど、WM3600RはモバイルWi-Fiルータとしては(恐らく)初めて公式にステータス確認用アプリを提供しており、この点は非常に有り難いところなので、今後のモバイルWi-Fiルータでは標準的な機能となって欲しい(^ ^)
その上で要望をあげるとすれば以下のあたり。
・Android上ではステータスバー上に状態表示をして欲しい
・WiMAX側だけをOFFにするオプションが欲しい
・充電中の電池残量を表示できるようにして欲しい
WM3600Rは公衆無線LAN対応だったりWiMAXハイパワー対応などなど、スペック的にテンコ盛りなだけでなく、こういった使い勝手を改善するアプリケーション類も提供されていて好感触(^ ^)
MVNO各社が行っているキャンペーン情報については以下エントリにて。
WM3600Rのキャンペーン価格&販売条件まとめ | shimajiro@mobilerWM3600Rのキャンペーン価格&販売条件まとめ | shimajiro@mobiler