docomoのXi、SoftBankのSoftBank 4Gに続き、イー・モバイルが3月から『EMOBILE LTE』を開始する事が発表されたので気になった内容のメモ
ケータイWatchによる記事は以下。
イー・モバイル、「EMOBILE LTE」を3月スタート – ケータイ Watch
- EMOBILE LTEの通信速度は下り最大75Mbps/上り最大25Mbps
- 料金は3,880円/月が『目標』
- EMOBILE G4からの乗換プランなどは不明
- Wi-Fiルータを2機種、USBモデムを1機種投入
EMOBILE LTEの通信速度は下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsとなる。
ただし、EMOBILE LTEで一番気がかりなのはEMOBILE G4の下り最大42Mbps対応エリア(エリアは非公開)では、EMOBILE LTEの通信速度が下り最大37.5Mbps迄に制限される。という点で、恐らく利用者数の多さと、遅延の少なさでEMOBILE LTEの方が快適だとは思うんだけれども、フルスペックの通信が利用出来ない。というのは残念。
EMOBILE G4とEMOBILE LTEの通信速度・エリアは以下のようになる。
EMOBILE G4 下り最大42Mbps対応エリア:EMOBILE LTE 下り最大37.5Mpbs
EMOBILE G4 下り最大21Mbps対応エリア:EMOBILE LTE 下り最大75Mpbs
EMOBILE G4のエリアは、下り最大42Mbpsのエリア/下り最大21Mpbsのエリアが別々に公開されているわけでは無いので、EMOBILE LTEのエリアについても同様に、下り最大37.5Mbpsのエリアなのか、75Mbpsのエリアなのかは恐らく非公開となりそうなのが非常に残念。
料金は正式発表では無いながらも、3,880円/月が目標として示された。
他社の料金設定を考えても、二年間の期間縛りで3,880円/月 解除料は9,975円ぐらいが妥当な設定になるんじゃないかなぁ。と推測。
料金プランが正式に固まっていない段階だけれども、SoftBank 4Gのサービス開始前にEMOBILE LTEを発表する事で、SoftBank 4Gを契約するユーザに一定の『待った』をかけたい。というのが目的なのかなぁ。
既にEMOBILE G4を契約しているので、EMOBILE LTEの投入にあたって気になっていたのは既存のEMOBILE G4からの乗換用のプランが用意されるのか?という点だったのだけれど、この点に関しては特に今回の発表では触れられなかった模様(^ ^;
EMOBILE G4の契約は『にねんS』で契約をしており、解約金は最大で21,600円発生するので、乗換プランみたいなものが無いと新規でEMOBILE LTEの契約はなかなかし難いんだよなぁ…。
今回の発表ではモバイルWi-Fiルータ型の端末を2機種、USBデータカードを1機種発表。
モバイルWi-Fiルータ型の端末は、2台とも連続通信時間が9時間となっており、先日発表されたSoftBank 4Gの101SIの3.5時間を大きく上回っているのは嬉しいポイント。
標準状態で9時間の連続稼働は、既に発売されているXi対応のL-09C(Xi使用時6時間)と比べても長くなっているので、LTE対応ながらも長時間のバッテリーの持ちが実現されていれば、使い勝手が良さそう。
現時点ではEMOBILE LTE自体への期待値はそれほど高くないんだれど、現在の都心で使える通信サービスとしてEMOBILE G4は至って快適だったりするので、EMOBILE LTEの契約でEMOBILE G4とLTEのネットワークを切り替えて使う事が出来るのであれば、もともと快適なEMOBILE G4に加えて、LTEの通信を行う事が出来る。という点では一定の期待が出来るかも。
そんなわけで、3月のサービス開始前にはもう一度料金プランなどなどが発表されると思うので、サービスの発表に期待したいところ。