docomoがXiで定額料金で通信可能な容量を7GB/月に制限(以降は速度制限 or 容量を追加購入する)した事と、その後各社から発表されたLTEサービスの通信速度や容量制限によって『使い放題の無制限なモバイルインターネット定額制』は徐々に終わりに向かいつつあるのだけれど、未だに『モバイルで一切制限なしの無制限な定額制』を維持しているのが、UQ WiMAXのサービス。
『通信量や通信の種類に制限が無い』というのはUQ WiMAXのウリでもあるのは理解しているものの、最近の『家庭用ホームルータ』の販売開始も含めて、結果的に一部の超ヘビーユーザーの生み出すトラフィックを、それほどヘビーに使わないユーザが料金的に負担している。という状態を生みやすいのが、現在のUQ WiMAXのサービス体系と言える。
※Xiなどでも7GB/月の範囲内であれば、自宅回線として使えなくも無いけれど…。
WiMAXのサービスを『自宅回線としても使える』のは非常に有り難くて、自分自身も引っ越しする前は自宅回線としてWiMAXを使っていたのだけれど、この時利用していたトラフィックは30〜40GB/月ぐらいだった。
WiMAXユーザの平均的な通信量については公表されていないけれど、WiMAX以外の自宅回線として使わないモバイル通信回線については、たいてい10GB/月以内に収まっているし、WiMAXユーザについても、自宅回線として使っていないユーザの通信量は、平均して5GB/月ぐらいの通信量に収まっているんではないかと推測。
通信量で言うと、自宅回線として使っているユーザとそうで無いユーザで何十倍も差が開く事が明らかではあるのに、料金的には両者の差が無いのは他社のサービスと比べて『一部のヘビーユーザの料金負担を、ライトユーザがしている』という状態を生みやすい訳で、これを何とか是正するような料金施策は無いかなぁ…。
とか思っているところ。
考え方としては
(1)大容量の通信を行うユーザ向けの料金値上げ、または通信速度や容量の制限
(2)大容量の通信を行わない(平均的な)ユーザ向けの料金値下げ
があるのかなと思うのだけれど、ユーザ数的には(2)に該当するユーザの方が(恐らく)多いわけだけれど、単純に減収要因となるような施策は行いにくいのも理解しているので、もし実行するとしたら(1)のタイプの施策になるのかなぁ…。なんて事を考えていたり。
自宅回線をWiMAX ⇒ 光へと変更したのにはWiMAXも含めて、『モバイルインターネット回線を無制限に定額使える』という時代はそんなに長く続かないかもなぁ。と考えたのも理由の一つだったりする(^ ^;
WiMAXも利用者が増えて徐々に通信速度が低下している時間帯もあるので、最近そんなことを考える機会が多くなってきたり。