ITmediaスタッフが選ぶ2006年のベスト端末
なんて企画に便乗して、私的2006年ケータイランキング。
1位 WILLCOM W-ZERO3[es](製品ページ)
初代W-ZERO3に続いて発売された新モデル。思いっきり”PDA + 通信機能”だった旧モデルをより、”電話っぽく”した端末。
特徴はなんと言ってもWindowsMobile搭載し、プラットホームの自由度の高さと、ソフトウェアの充実が魅力。
後に続いた、hTcZ(DoCoMo)やX01HT(SoftBank)のように、日本にスマートフォン旋風を引き起こした端末と言える。
ところで、W-ZERO3シリーズで50万台という販売目標は達成されたんだろうか?
ITmediaが提供している、PHS販売ランキングによると、W-ZERO3シリーズの端末は、ランキング圏外になるなど、あまり勢いを感じていない。しかしながら、テクノラティのブログ検索ランキングでは「W-ZERO3」という単語がランキング1位(WindowsCE FAN)になるなど、影響力は計り知れない。
個人的には、購入はしたものの使いこなす時間がとれずにまだまだ使い込めていないのが悔しいところorz
2位 Vodafone 904SH(製品ページ)
VGA液晶を搭載した初の端末。
多少、端末がゴツいながらも、解像度拡大に伴う応答速度に関してはまったく”もっさり”を感じさせないバランスが素晴らしい。
ケータイの基本的な要素である解像度拡大の恩恵は、大量の情報を扱う場合に特に快適。例えば、長文メールを読んだり、Webサイトの閲覧であったり。
初代アクオスケータイの905SHの影に埋もれてしまった感があるのがちょっと心残り。
3位 WILLCOM 9(nine)(製品ページ)
小型で直方体の端末デザイン。通話 + ブラウジングをメイン用途と限定した、W-SIM STYLE端末。
機能を限定して、シンプルな端末に仕上げる。
という製品コンセプトが確実に具現化されており、W-ZERO3などとW-SIMを差し替えて使いたい。とか、セカンドケータイの位置づけにピッタリ。
ウィルコム定額プランで利用する端末として、PHS販売ランキング(ITmedia)の首位をひた走り続けているWX300Kを抜くかと注目されたものの、販売ランキングの順位は初登場2位⇒3位と、絶好調というわけでも無い。
あえて不満な点をあげるなら、最も安い価格でも10,000円を切らずに、”通話専用機”としてはあまりリーズナブルな印象を受けないところか。
で、ランキングに選んだ端末の中で実際に購入したことがあるのはW-ZERO3[es]だけじゃん。
さんざんSH903iのレビュー書いておきながら、ランキング圏外ですか?
なんて突っ込みはご容赦下さい。
それでは皆様良いお年を!
◆関連リンク◆
W-ZERO3[es](ウィルコムストア)
904SH
9(nine)(ウィルコムストア)
ITmediaスタッフが選ぶ2006年のベスト端末
PHS販売ランキング(12月18日~12月24日):(ITmedia)