企画書をどう書くべきか。という1冊。
企画書作りに直結するノウハウというよりも、『そもそも企画書とは』のような感じの本。概念的には役に立ちそうだけれど、実践的で業務に直結する内容は多くないように思う。
以下、いくつか気になった点を上げてみる。
- 企画書には明確なベネフィットが必要
- 企画書を送るターゲットによって内容を変える
- デメリットを提示すること
その企画書が、相手方に対してどんなベネフィットを与えるのかが明確である必要がある。例えばタイトルであったり、構成であったり。
企画書を見る人間が、決定権を持った人間なのかそうでないのか。あるいは、そもそも読む気があるのか無いのか。によって内容を変えていく必要があると。
決定権を持たない人間が読む場合には、決定権を持つ人間を説得させるための根拠を。
あまり読まれそうでなければ、解りやすいメリット(ベネフィット)の提示が必要。
企画における不確定要素やデメリットを予め明確にする事で、デメリットをどうやってカバーするのか。あるいは不確定要素への対策などを練る事が出来る。また、企画を行った人間に対する信用にもつながる。
とまぁこんなトコでしょうか。
企画書を書いてはみたけどうまくゆかない。
そんな人が状況を変えるために読むと良いかも。