イーモバイルのHSDPAが価格据置で7.2Mbpsに高速化。

イー・モバイル、下り最大7.2MbpsのHSDPAサービス12月12日開始(ケータイWatch)

2007年3月末にサービスを提供開始したばかりのイーモバイルが、通信速度を早くも従来の2倍に高速化したサービスを開始する。

サービス開始からわずかの間での高速化もさることながら、料金は据置というのにビックリ。
確かに速度を2倍にしたからと言って料金を2倍にすることにYESとは言いにくいけど、既存料金を下げて7.2Mbpsを多少値上げ。という施策もあっただろうに…。
イーモバイル、かなり思い切ったことをやっているなぁという印象。

と、サービス内容は素晴らしいと思うのだが、唯一かつ最大に残念であるのは、既存ユーザーのサポート。

なお、従来販売されている端末は7.2Mbpsに対応しない。ファームウェアの更新による7.2Mbpsのサポートも難しい状況。既存ユーザーが7.2Mbpsのサービスを利用するには、端末の買い増しが必要になる。その場合の端末価格(参考価格)は33,980円。追加購入した場合も料金プランや契約金などに変更はないとしている。端末は量販店店頭などで購入可能で、PCカードタイプなども今後登場する予定。(ケータイWatch)

既存端末での対応は不可能とのこと。
まぁハードウェアの面からそれは仕方ないとしても、大体策として出ている端末の単体購入も、既存顧客向けにある程度割引金額で端末買えたりはしないもんでしょうか…。

EM・ONEを初期に買ったユーザーとしては、EM・ONEαであったり、今回の高速化であったりと、相当な速度で進む陳腐化に、少しばかり悔しい思いをせずにはいられない。
#もちろんサービスの進化という点では嬉しいのだけれど…手放しでは喜べないのが、複雑。

ところで、モバイルデータ通信を快適に行うポイントの一つは、モデムとノートPCの接続のし易さがあげられることは、モバイルデータ通信利用者なら身に染みて解っていることと思う。
例えば、EM・ONEをノートPCとUSBやBluetoothで接続することも出来るのだけれど、やはりそれはPCカードに常に刺さっているモデムと比較すると面倒である点は否めない。
今回発表されたUSB接続のモデムもそれと同じく、このタイプの製品はノートPCをカバンに収納時に恐らく『取り外し』を行い、またモデム接続時には『取り付け』を行わなければならない。
あまり触れられていない気がするけど、この取り付け・取り外しの作業はモバイルでは意外と面倒くさいというか、場所を選ぶ気がする。カフェなどの店舗内であればそれほど面倒ではないが、電車の中でカバンを出して、それからモデムを接続するのは、いささかかっちょ悪いと思う。(それでもたまに必要があってやる事はあるけど)

個人的に今まで使ったことのあるモデムの中で一番便利だったのは、かつてウィルコム(当時DDIポケット)から発売された、ジャストインサイズのPCカード型モデムAH-407P(製品サイト)である。

こいつが優れている点は、PCカードスロットにすっぽりと収まり、常にノートPCに収まっているのである。かつ、カバンからノートPCを出し入れする時にPCカードモデムが引っかかる。という事がまず起きないのである。
PCカードモデムとしては売れていた記憶のある製品なんだけれど、その後ExpressCardタイプのものや同じ発想のW-SIMジャケットは発売されていない。もちろん物理的なサイズの部分での難しさがあるのは容易に想像が出来るが、ここは是非本多エレクトロン(今はネットインデックス)に頑張ってほしいところである。

何が言いたいかと言うと、通信速度の高速化ももちろんだけれど、端末としての使い勝手なんかも考慮してくれる製品であったら嬉しいなと言うこと。

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