世界最大の端末メーカー、NOKIAがMVNOで日本市場に参入。というビッグニュースが報じられている。
ノキアが日本で携帯電話事業参入、3月からサービス開始(読売新聞)
ノキアは第1弾として高級ブランド「ヴァーチュ」の端末を販売し、富裕層を対象にした高級携帯サービスを展開する。今回の参入でブランドイメージを高めたうえで、将来は価格の安い量産モデルを投入する。携帯端末をドコモなどに提供する分も含め、日本市場でのシェア(占有率)を2けたまで伸ばすことを目指すとみられる。
国内のキャリア向けにはE71とN82という普通の価格帯の製品を展開するが、MVNOでは超高級端末のVERTUを出していくらしい。
ちなみにVERTUの日本語サイトはコチラ
読売新聞によると、当初日本向けに投入される端末の価格は160万~500万との事なので、とても一般庶民が手を出すようなレベルではなく、明らかに『富裕層』向けの製品となる。
僕自身は一般庶民レベルの所得なので日本に居る『富裕層』にとって、どれだけこの製品が魅力的なのかは解らないが、NOKIAの今後の展開を予想してみる。
MVNO:国内キャリアが扱ってくれない端末を販売。超高級端末のVERTUとか、グローバルモデルとして販売している低価格な3G端末とか。
国内キャリア向けの端末:iモードとかY!ケータイとかに対応していなくても『スマートフォンだから』という理屈が通りそうな、E71などの端末を投入していく。価格としては他のメーカーと同様の4,5万円程度の端末がメイン。
ユーザにとって選択肢が増える事は本当に有難いことで、NOKIAがMVNOとして参入する事で日本のケータイ業界がさらに活性化するきっかけになって欲しい。
…けど、世界第二位のSAMSUNGに関してはMVNOをやるというより、930SCの日本向けのカスタマイズ度合いを見ると、先ずはキャリアと組んで、日本人向けのカスタマイズをしっかり行った端末を販売していくような気がする。