Palmが経営危機?

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Palm が人員削減を発表(japan.internet.com)

Palmファンとしては悲しい報道。
でも、Palmは日本市場からの撤退や、PalmとPalmSourceの分割などなど、2000年以降ずっと冴えない状況の中、Centroなどのヒットがたまーに出てくる。という状況だったので仕方無いのかも。

僕が始めて手にいれた、まともに使えるPDAであったPalmOS搭載のVisor Prismと、その上で動いた各種のフリーウェアたちが、僕が仕事で生み出しているアプリケーションにも役立っている事を考えると、ある種僕にとっては師匠というかお手本のような存在であるPalmの苦境というのは切ない。

Palmで使ったソフトで一番の思い出は、WebのデータをPalmに切り出して、専用のブラウザで閲覧する、AvantGoというサービスでZDnet(現、ITmedia)を切り出そうとしたら、ISDN回線で取得にやたらと時間がかかって、待っていたら学校に遅刻してしまった。という思い出だろう。
もはやそんな心配をせずに、外出先でもメガクラスの通信速度でデータのやり取りが可能なんて、想像もできなかった世界がアタリマエのように実現している現代は、当時から考えるととても良い時代じゃないだろうか。

PalmデバイスのCPUは確か33Mhzとかそんな程度で、限られたリソースを無駄なく最大限に活用する。という思想の元に各種のソフトウェアが開発されていた。

今やWindowsMobileなどを搭載しているマシンのCPUは400Mhzと古いPalmマシンに比べて10倍以上になっているけど、単純な実行速度という点では10倍になっているわけではなく、『軽快さ』という点ではPalmの方が勝っていたのでは?と今でも思う事がある。が、手元に動くデバイスが無いので検証は出来ない。

そういえば、『Grafiti入力』と言われるPalm独自の入力方式に対応したデバイスは出てないんだろうか?

GrafitiよりもBlackBerryのような前面QWERTYのハードキーの方が支持されてるのかな…。
あれはアレで、慣れればかなり正確に、かつ割と速い速度で入力が出来て関心したもんだったんだけどなぁ…。

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