N810向けのα版がリリースされていたMozillaのブラウザ、FennecがSymbianへの対応を明らかにした。
モジラのモバイルブラウザ「Fennec」、「Symbian」対応へ(CENT JAPAN)
しかしSejersen氏によると、Mozillaは、FennecをAppleの「iPhone」、RIMの「BlackBerry」、あるいはAndroidベースの端末に対応させる予定はないという。
BlackBerryではOpera Miniが使えるが、Fennecは使えない。Javaアプリベースのものには手を出さない。という事だろうか?
「市場でシェアを獲得している、あるいは獲得しつつあるプラットフォームはほかにもいくつかある。iPhone、RIM、Androidなどだ。しかし、技術的、あるいはライセンス上の問題があって、われわれはこれに対応できない」とSejersen氏は語っている。
ライセンス上の問題で、手を出したくても手を出せないプラットフォームがある。というのはiPhoneを指しているのかな。
さまざまなプラットフォームに向けたさまざまなブラウザが提供されていくことで、Web開発者側はPCでのWebブラウザよりも多い機種ごとの差を気にしなくてはならなくなるかも。
そういう意味では、スマートフォン向けのWebブラウザの機能標準化が進んでいってもいいのではないだろうか。(そういう動きがあるのか知らないだけかも)