イー・モバイルがHSPA+方式を用いて、理論値42Mbpsを実現するサービスを秋から開始予定。と発表されている。
イー・モバイル、今秋予定の「42Mbps」サービスのデモを披露 – ケータイ Watch
今回のデモでは、説明会場に設置されている商用基地局を用いて、1台の試験端末(USB接続型)で受信し、下り最大40Mbps程度という通信が実現されていた。端末と基地局の間を遮るものがほとんどなく、距離も近く、他の端末が通信していないなど、比較的整った環境かでのデモではあったが、基地局側は商用設備を用いたとのことで、今後の展開に期待を持たせる内容。ただ、1局にアクセスするユーザーが多数存在する場合や通信環境によっては、通信速度は下がると見られる。
実際のデモでも、40Mbpsを越えているとの事だけれど、当然、多数のユーザが基地局を奪い合う商用環境になれば速度は低下するハズ。
で、この速度低下がどこまで発生するのか?
がポイントだと思うんだけれど、実際に現行サービスで速度を測ってみたところ、夜21時を過ぎたあたりから、住宅街では300kbpsを下回る事もあったりするので、ぜひともこの辺の速度改善にも取り組んで欲しい。
東京の全地下鉄駅をエリア化するなど、エリア面ではだいぶ頑張っている印象があるけれど、実行速度の改善については、8月24日から開始される新しい制御条件でどの程度改善されるのか?を楽しみにしていたり。
*イー・モバイルやUQ WiMAXのスピードテスト結果は、下記で公開&更新中。
モバイルスピードテスト – shimajiro@mobiler(Google Docs)
ところで、イー・モバイルのプリペイドって本体しか販売してないと思っていたんだけれど、MVNOで提供している『TRE MOBILE』というブランド名のものがAmazonで取り扱いされていたのでご紹介まで。
TRE MOBILE PACK Pocket Wifi(2ヵ月+初月分) イーモバイル D25HW プリペイド型データ通信カード
Huawei Technologies Co., Ltd 2010-01-29 |
値段が安いわけでもないので、通常のオンラインストアでのプリペイドと比べて、何がメリットが良く解らないけれども(^ ^;