どんどん料金プランが複雑になっていくイー・モバイルだけれど、また新しい料金プランが発表された。
イー・モバイル、「にねんS」「データプランB」発表 – ケータイ Watch
『にねんS』の方は置いとくとして(オイ)、個人的に興味深いのは料金プラン、『データプランB』の方。
『データプランB』は、従来のデータプランに以下の制限を加える事で、料金を抑えめにしたプラン。
■データプランBの制限内容
月間通信量:最大5GB/月
通信制限:P2P通信他、大容量の通信を必要とするもは不可。
*通信制限に関する詳細はイー・モバイルのリリースに記載されている。
■データプランB利用時の料金
ベーシック(にねん得割):3,680円/月
[参考]通常のデータプラン ベーシック(にねん得割)は4,280円/月
ざっくり言うと、通常の『データプラン』を『にねん得割』で契約した場合と比較して、毎月の上限額が600円~700円程度安くなるのがデータプランB。
で、データプランBがどういうユーザに向いているかと言えば、制限されるような種類の通信を行わず、かつ月間の通信量も5GBを越えないというような、ヘビーユーザ以外にとって、悪いプランでは無いと思う。
イー・モバイルの料金プラン&契約種別は複雑になってしまって非常に解りにくいけれど、データプランBについては『料金プラン』である。
イー・モバイルは同一契約種別の中での料金プラン変更については違約金などが発生しないので、データプラン⇒データプランBへの変更で月額費用が抑えられるという意味で、既存のユーザにとってもメリットのあるプランと言えそう。
■イー・モバイルの料金プラン一覧
・スーパーライトデータプラン
・バリューデータプラン
・ギガデータプラン
・データプランB
・データプラン
※上記の『料金プラン』に、にねん得割などの『契約種別』を組み合わせるのがイー・モバイルの料金体系。いつの間にか複雑になっちゃったなぁ(^ ^;
毎月のパケット消費量については下記カテゴリのエントリにまとめている。
最近は事情があって、イー・モバイルの月間の通信量がかなり大きくなっているんだけれど、基本的には5GB/月もあれば十分な場合が多いので、試しに料金プランを変更してみても良いかもしれない。と思っていたりする(^ ^)
ちなみに、データプランBで利用可能なパケット通信量は、5GB = 41,943,040(約4,000万パケット)の計算になる。
もう一つ参考までに引用させて頂きたいのが、『平均的な』イー・モバイルユーザの月間通信量。
イー・モバイル、3Gモジュール内蔵の小型無線LANルーター – ケータイ Watch
この点に関して、ガン社長は「データ通信量はユーザー平均で月間2GB程度で、大半のユーザーは数百MBから1GB程度におさまっている」と説明。
上記の記事(1年前だけど)によれば、多くのユーザにとっては通信量制限の面ではデータプランBでも問題無さそう。とか思っていたり。
『データプランB』の通信量制限、2011年5月迄は通信量制限が無い。
という事なので、プロトコルの制限が問題にならない方は、2010年10月~2011年5月までの8ヶ月間分の通信料金節約のために、プラン変更をするというのもありかもしれない。相変わらず、セコイ話だけども(^ ^;