docomoの2010年度第3四半期決算発表で発表された数字などに関するメモ。
*新料金プランについてはもうちょっとまとめてからなのでまた今度m(_ _)m
2011年3月期 第3四半期決算説明会(NTTdocomo)
- 解約率は0.46%
- 2010年度第3Qの総合ARPUは5,130円(音声 2,590円/データ 2,540円)
- パケット定額サービス契約率は60%
- 今年度のスマートフォンの販売台数実績は126万台。目標は250万台に上方修正
- データプラン契約数は134万契約
- ドコモマーケット(アプリストア)はストア全体で100万DL超え
- LTE契約者数は12年度からテイクオフ予定
- SIMロック解除はドコモショップにて受付
スライドNo.4:2010年度 第3四半期決算(累計)のポイント (1)
スライドNo.9のグラフを見てわかるとおり、MAX系割引&バリューコース導入後一気に解約率が低下して、2009年度第1Qからは0.45%前後でほぼ変動無く推移している。
スライドNo.7:携帯電話(Xi+FOMA+mova)ARPU
じわじわと、音声ARPUが減少&データARPUが増加の傾向が続いていて、2010年度の累計では、データARPUが音声ARPUを上回る予想に。
スマートフォンの販売台数の伸びが加速すると、音声ARPUの減少&データARPUの増加が一気に加速するかも。
docomo、au、SoftBankの大手3キャリアの中で、パケット定額サービス契約率は一番低かったdocomoですら、パケット定額サービス契約率は60%になっている。
2009年の10月にまとめた数字としては43%となっていた(下記エントリ)ので、順調にパケット定額契約者数を増やしている。
携帯電話3キャリアのパケット定額加入者数 | shimajiro@mobiler
今年度の目標としていた100万台を達成済みで、今年度の目標は当初目標の2.5倍の250万台にまで上方修正されている。
ドコモ決算は減収増益、スマートフォンやSIMロック解除に言及 – ケータイ Watch
「先週日曜日(2011年1月23日)までで150万台に到達した。ラインアップを増やしたことによる成果だといえる。今年度中にあと100万台積み増しを行い、年間250万台の販売を目指したい」(山田社長)とした。
100万台の販売目標が、結果的に250万台を目指せるようになった。というのは当初想定よりもかなりスマートフォン売れてるんだろうなぁ…。
来年度の販売目標は600万台とのことで、一気にスマートフォンを普及させていく戦略が見える。
データプランの契約者数は134万契約(定額 91万契約/従量 43万契約)
データプランの契約者数は意外に伸びてないなぁ…と思った。というのも、docomoの『定額データプラン』って実はスマートフォン向けのパケット通信料よりも料金が安くて、通話はできないながらも当然docomo製スマートフォンにデータ定額契約のSIMを挿しても使えるし、実は海外製SIMフリー端末でも使えちゃう。という結構お得な料金プランであるのに、思ったよりも契約者数が伸びてはいないんだなぁ…と感じた(^ ^;
・アプリストア全体でアプリのダウンロードが100万到達。
・1ヶ月で10,000ダウンロードを超えるアプリが30本。
とてつもなく盛り上がっているわけではないけれど、まぁまぁ。なんだろうか。
11年度中は100万契約に到達しない予想だけれど、12年度には500万契約を目標としているとの事で、12年度に一気にLTE加入者を増やす予定という事がグラフから伺える。
現状はUSB接続タイプのデータ通信端末のみなので、11年度には登場するというLTE対応のモバイルWi-Fiルータと、スマートフォンのLTE対応によって増えていくって感じかなぁ。
スライドNo.37:「SMART for GREEN 2020」のコンセプトイメージ
2011年4月1日以降に発売された端末についてはSIMロックの解除を受け付けると正式に発表。
3月中に発売が予定されているとの事でXperia arcについてはSIMロック解除が可能ではないけれども、スマートフォンを海外に持っていって使う。という用途を考えるとありがたい施策。
SIMロック解除に伴う手数料などなど、詳細発表が楽しみ!
というわけで、あんまり注目されてなさそうだけれども個人的に気になる内容のまとめでした(^ ^)