auのスマートフォン向け通信速度制限が発表&各社の制限内容のまとめ

スポンサーリンク
本Blogのエントリには、アフィリエイト広告が含まれています。

既にケータイ向けには大容量通信を行なったユーザに対する速度制限を行なっているauが、スマートフォン向けにも通信速度の制限を行なう事を発表した。

KDDIのプレスリリースは下記より。
インターネット接続サービスにおけるデータ通信速度制御のauスマートフォンへの適用開始について

今回発表された内容としては、
『直近3日間のパケット通信量が300万パケットを超えた場合、下りの通信速度を制限する』
という内容で、どの程度通信速度が制限されるのか?という点や、どの程度のユーザ数が対象になるのか?などなどは不明。

KDDIがスマートフォン向けの通信速度制限を発表したことで、改めて各社の通信速度制限内容のまとめ

■各社の通信速度制限内容まとめ

区分 算定期間 閾値 制限内容 参考URL
docomo 直近3日間 300万パケット
(約366MB)
混雑している基地局を利用する場合
通信速度が遅くなる事がある。
ご注意事項
au
スマートフォン
直近3日間 300万パケット
(約366MB)
下り通信速度を制限する。 プレスリリース
au
ケータイ
前々月 300万パケット
(約366MB)
21時~25時の間、通信速度を制限。 パケット通信のご注意
SoftBank
スマートフォン
前々月 1,000万パケット
(約1.2GB)
一時的に通信速度を制限する場合がある。 パケット定額サービス
SoftBank
ケータイ
前々月 300万パケット
(約366MB)
一時的に通信速度を制限する場合がある。 パケット定額サービス
イー・モバイル 直近24時間 300万パケット
(約366MB)
21時~26時の間、通信速度を規制。 プレスリリース

速度制限の対象となる閾値だけでなく、個人的に重要なのは、速度制限の対象となる「期間」の長さ。

今回発表されたauのスマートフォン向けの速度制限だったり、docomoやイー・モバイルの速度制限は、速度制限の計算期間が直近数日間のため、制限対象となる期間が短くすむ可能性があるのだけれど、SoftBankやKDDIのケータイ向けの通信速度制限は、前々月を基準としてまるまる一ヶ月の間、速度制限の対象になる。
というのが、制限としてはちょっと厳しいところで、ここはもう少し短期間で速度制限が解除できるようにはならないのかなぁ…。と思っていたり。

それにしても思うのは、ユーザは二年契約が前提で契約をするのに、契約期間中に一方的に条件を変えるのって、ちょっと一方的だなぁ。とは思う。
実際に、今回の速度制限の対象となるユーザ数がどのくらいなのか?などなどは解らないけれど…。

掲載している内容は公開時点の情報です。Webサイトやサービスの内容変更などにより、情報が古くなっている場合もありますので、ご注意ください。
スポンサーリンク

運営者をフォローする