公式発表ではないけれど、docomoのMzoneが10月から無料化されるという情報が。
NTTドコモの公衆無線LANが無料化と報道、大手3社がついに全社無料へ – GIGAZINE
3Gのトラフィックが逼迫していることで、Wi-Fi経由で固定網にオフロードするための施策。
という事なんだろうけれども、無料化によってユーザ増加 ⇒ Mzoneの速度や品質の悪化が起きるとすると、現時点で有料でも構わないからMzoneを使っているユーザに対して何らかのケアがあると良いなぁ…(^ ^;
ただ、料金を無料化したからと言ってトラフィックがMzoneに逃げてくれるかというと、そう簡単でも無い気がしていて、KDDIのように『自動的に回線を切り替え』みたいな仕組みが無い限り、接続を3G ⇒ Wi-Fiへと切り替えて利用するユーザはそう多くないような気がする。
KDDIが対応するような、『自動的に3G⇔Wi-Fiを切り替える』システムに対応しない限り、『大多数のユーザのトラフィックがWi-Fiに流れる』という事は期待できないんじゃないかなぁ…。
KDDIの公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」は、スマートフォン利用者が無料で使えるもの。設定は一切不要のワンタッチ接続、3GとWi-Fiを通信状況に応じて自動切り替えするのが大きな特徴。また、このサービスについては2012年3月末に全国約10万ヵ所で利用可能となる予定です。
docomoスマートフォン契約者の多くが契約している『spモード』契約者向けには、既に315円/月でMzoneが利用可能である事を考えると、Mzoneの無料開放よりも、
・Wi-Fiエリア内の場合は自動的にWi-Fiに自動的に接続を切り替えるツールなどの提供
・上位数%の大容量通信を行なっているユーザに対する速度制限などの強化
の方が、3Gに流れるトラフィックを減らす施策としては有効かも。と思ったり(^ ^;