FOMA音声契約でテザリング利用時の通信料上限を8,190円に値下げ

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FOMAの音声系パケット定額プランで、『パソコンなどの外部機器を接続した場合(テザリングなど)』に適用されるパケット通信料上限が10,395円/月 ⇒ 8,190円/月へと値下げされることが、docomoの発表によって明らかになった。値下げは2011年の11月1日(火)より。

報道発表資料 : FOMAのパケット定額サービスの一部上限額を値下げ | お知らせ | NTTドコモ

代表的なパケット定額オプションとして、パケ・ホーダイダブル2での利用時は以下になる。

■パケ・ホーダイダブル2 利用時の上限金額
iモード端末での利用:4,410円/月
docomoスマートフォンの利用:5,985円/月
iモードフルブラウザ or 128K通信:5,985円
PCなど外部機器との接続時:8,190円
*太字箇所が、今回値下げが発表された内容。

個人的には、docomoの音声料金プラン + パケット定額オプションの組み合わせがdocomoスマートフォンのスタンダードという事は理解しながら、その組み合わせでは使っていないので、今回のテザリングなどの利用時の通信料値下げも特に影響は薄いのだけれど、

『docomoの音声料金プラン + パケット定額オプションでスマートフォンを使っており、その契約でテザリングをしたい(あるいは既に使っている)』

というユーザにとっては、2,000円/月弱料金が安くなるので恩恵が小さくない(^ ^;
ただ、そもそも恩恵を受けるユーザが少なくて、実際にはユーザメリットはさほど大きくは無いと思っている。

と言うのも、今回発表されたのは、『音声契約のオプションとして契約するパケット定額サービス利用時の通信料上限の値下げ』なので、そもそもデータ系の『定額データプラン』であれば、テザリング時の利用も含めて6,000円/月以下の金額で利用する事が出来ていたわけで、海外端末での利用などを含めても、音声契約で追加料金を払ってまで、テザリングを常用する。というユーザはそう多くないんじゃないかなぁ…というのが個人的な予想。

とはいえ、docomoのスマートフォンでもテザリング対応は標準的な機能となってきているし、別途発表された、Xiでの利用時はテザリング通信に対する特別な料金上限のアップは無いので、

・FOMA契約でのテザリング利用時の上限金額引き下げ
・Xi対応スマートフォンの普及&テザリングの認知拡大

によって、今後じわじわとテザリングを利用するユーザが増えていくキッカケにはなるかもしれない(^ ^;

以下のエントリは、docomoの2011年夏モデルの対応時に書いたのだけれど、やはりコスト面で比べると『docomoのテザリングは定額データプランの方が安い』という事は、この頃と根本的には変わっていなくて、音声契約SIMでのテザリング利用時のパケット通信料上限が 8,190円/月に値下げされたとしても、そもそも定額データプラン系の契約でテザリングをした方が、料金的にはお得になる。

docomoスマホでテザリングなら定額データプラン + spモードがオススメ | shimajiro@mobiler

そんなわけで、今回発表された『音声契約でのテザリング利用時の料金上限値下げ』は常時テザリングが必要なわけではないけれど、何らかのタイミングで急遽必要になった場合に、テザリング利用のコストがこれまでよりも2,000円/月程度安く抑えられる。というような感じかなぁ…。
⇒それだったら『+500円で1日』とかの方が使いやすいかも…(^ ^;

個人的には、テザリングの有無と関係なく純粋に通信量に対して追加課金が発生するXiの料金プランの方がフェアだとは思うけれど、FOMAの料金体系は既にスマートフォン向けが5,985円/月の定額としてしまった以上、現状よりもテザリングを安くする。という事は考えにくいのかなぁ。

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