成田空港から自宅への帰り道で、URoad-SS10とURoad-8000の電波の掴みを比較してみた。
■確認方法
区間:成田空港第二ターミナルビル駅〜日暮里 (京成本線特急)
端末:URoad-SS10/URoad-8000
確認方法:端末の電波状態を示すLEDを目視確認
- URoad-SS10の方が通信が『途切れにくい』
- 電波の状態を示すLEDはURoad-8000の方が良好
URoad-SS10とURoad-8000を比較すると、URoad-SS10の方が通信が途切れる機会が少なかった。
具体的には、URoad-8000がWiMAXの電波を失って再接続している状態でも、URoad-SS10では通信が途切れずに、問題なく通信ができた。という機会が通算で10回近くあったので『たまたま』という事では無くこれは端末の性能差と言えそう。
URoad-8000が電波を掴めない状況でもURoad-SS10が電波を掴んで通信が出来ていたのは、電波が弱い状態でも繋がりやすさが改善される『WiMAXハイパワー』の恩恵なのかなぁと推測。
WiMAXはFOMAと比べるとエリアの穴が多い(のは仕方無いけれど)けれど、WiMAXハイパワー対応によって、電波が弱いエリアでも途切れにくくなるのは嬉しい機能(^ ^)
電波が弱いエリアでの繋がりやすさではURoad-SS10が優秀な結果だったけれど、意外だったのは電波の強さを示す端末のLED上は、URoad-SS10よりもURoad-8000の方が状態が良い事が多かった。
■LED上の表示はURoad-8000の方が良い状態のことが多かった
*左側のURoad-8000は電波状態が黄色(中ぐらい)なのに対し、右側のURoad-SS10は赤(弱い)だった。
これがそのまま、WiMAXの電波受信性能を示しているか?と言われるとなかなか難しいのだけれど、あくまでも端末のLED上ではURoad-8000の方が電波状態が良好である表示が多かったのは事実。
ただ、前述のようにWiMAXの電波の弱いエリアでもURoad-SS10は通信が切断されること無く利用可能だったのに対して、URoad-8000では通信が切れてしまう事が何度かあったので、決してURoad-SS10の電波の掴みが悪いとかそういう話とは理解していない。
そんなわけで、今回WM3600RとURoad-SS10との比較は行っていないけれど、個人的には前回の検証結果から高速移動中の通信性能については、URoad-8000 > WM3600Rだと思っているので、今回の検証結果が URoad-SS10 > URoad-8000 となるのであれば、高速移動中の通信の繋がりやすさについては、
URoad-SS10 > URoad-8000 > WM3600R
という感触。今度機会があったら3台同時にチェックしてみようかなぁ…。
高速移動中にWM3600RよりURoad-8000の方が使いやすかった。というエントリは以下にて。
WM3600R:ハンドオーバー性能をチェック 高速移動中でも問題無く利用可能! | shimajiro@mobiler