タダじゃ無い『タダスマ』 2,980円/月で学生向けに提供

無料のコピーサービス『タダコピ』を展開する(株)オーシャナイズが『タダスマ』という名称でイー・モバイルのMVNOサービスを学生限定で開始する事が発表された。

ケータイWatchによる記事は以下より。
月額2980円、学生向けデータ通信端末「タダスマ」発表 – ケータイ Watch

■『タダスマ』サービスの特徴
端末代:0円
契約事務手数料:0円
月額料金:2,980円/月
契約期間:3年間 3年間経過後は1年契約
解除料金:12ヶ月以内の解約 20,000円 / 24ヶ月以内の解約 15,000円 / 36ヶ月以内の解約 10,000円
その他制限:5GB/月を超える通信は 上下共に最大128kbpsに制限される
備考:端末のロック解除時に広告が表示される

『タダ(無料)のスマートフォン』を意味する『タダスマ』という理由は『月額通信料以外が無料』との事で、確かに端末代&契約事務手数料については無料だけれども、ロック解除時に広告表示がされるのと、契約期間が長くて解除料が高めに設定されている点を考えると、それらを踏まえて『タダスマ』というのは何だか違和感を感じる。

スマートフォンでは無いけれども、端末代&契約事務手数料が無料なデータ通信端末という意味で言えば、WiMAXのMVNOが行っているキャンペーンについては、年間契約した場合はたいていが端末代、契約事務手数料は無料になる上に、端末としてもデータ通信端末としては最新の端末を選ぶ事ができるので、僕自身は既に学生では無いので契約はできないながらも『タダスマ』にそれほど魅力を感じていないし、もし学生であってもWiMAXのモバイルWi-Fiルータ + スマートフォンのWi-Fi運用の方がトータルのコストで考えると安くて良いサービスかなぁ。という感じ。

実際に、WiMAXのモバイルWi-Fiルータで考えると、@nifty WiMAXスタートキャンペーンでは、最新端末である『URoad-SS10』が端末代&契約事務手数料がほぼ無料で契約する事が可能。

@nifty WiMAXスタートキャンペーン

■@nifty WiMAXスタートキャンペーンの概要 (URoad-SS10の場合)
端末代:1円
契約事務手数料:0円
利用登録月の通信料:無料
月額料金:3,800円/月
契約期間:1年間(1年以内の解除料 9,975円)

ただ、『タダスマ』のビジネスモデルとしての『広告表示の代わりに通信料値引き』(そんなに安いと思ってないけども)というモデル自体は面白くて、こういうモデルについては広がっていって欲しいなと思っていたりする。

知っている範囲の事例で言うと、広告メールを配信する代わりに格安のサービスを提供するMVNOが英国で展開されている。
無料MVNO登場も前途は多難,企業向けサービスこそ可能性 – 欧米潮流@ネットワーク:ITpro

まぁ何が言いたいかと言うとタダ(無料)じゃないのに『タダスマ』と言うのは何だかなぁ…。という一点に尽きるわけで、広告表示の代わりに通信料値引きというモデル自体は面白いなと思っているので、『タダだと思ったら解除料が高くて…』とか残念な方向にならないで欲しいなと。