4月はじめにEMOBILE LTEを利用開始してから約1.5ヶ月が経過したので、これまでの使用で感じた事のまとめ。
- LTEでも3Gでも通信速度は速い
- LTE対応エリアは驚くほど広い
- バッテリの持ちが良いので使いやすい
通信速度は、サービスが開始したばかりでユーザ数が少ない。という要素が大きいとは思いつつも、LTE/3Gどちらもそれなりに快適な通信速度が得られている。
基本的にはLTEの方が3Gよりも速度は速いけれど、下り最大21Mbpsの3G接続時でも十分な通信速度を出す事が多い。
一言で言えば、都内のFOMAと比べれば速い事が多いので、EMOBILE LTEが繋がらずに、3Gしか繋がらないエリア(都内ではあんまり無いかも)でも、それほど通信速度が落ちる事が無いのは快適。
イー・モバイルの公式サイトに記載されている『EMOBILEは、すべてが高速エリアです。』というコピーは、まるで全てのエリアがLTE対応のように誤認を誘ってる気がしていて嫌い(というか誠実で無い気がする)のだけれど、都内で使う分には確かに、速いっちゃ速いのは事実。
■EMOBILEは、すべてが高速エリアです
※EMOBILE LTEエリアは『東名阪主要都市』カバー率が6月末時点で99%なので注意(^ ^;
EMOBILE LTEを使ってみて一番驚くのはエリアの広さで、都内であれば地下鉄を除いてほぼ全域LTEで通信が可能だし、Xiのように移動中に切断されて気がついたら3G接続になっている事も少ない。
エリアの広さという意味では、大宮駅からバスで移動するような運動場が圏内だったり、茨城県の桜土浦IC付近でもLTEで接続するなど、『こんなところでもLTEで繋がるんだ!』という感動が多い。感覚的にはWiMAXのエリアとほぼ同等に感じていて、現時点ではXiよりもダンゼン広く感じる。
■EMOBILE LTE エリア関連エントリ
大宮駅からバスで20分近く移動する運動場で使えた。というエントリは以下。
大宮けんぽグラウンドでもEMOBILE LTEが繋がった!(Xiは圏外) | shimajiro@mobiler
今のところ関東エリアで、都心から一番遠いエリアで確認できたのは以下。
常磐道 桜土浦IC付近でもEMOBILE LTEが繋がった | shimajiro@mobiler
Xi対応のモバイルWi-Fiルータとして、L-09CとBF-01Dが発売済みだけれど、どちらも連続通信時間が6時間以下となっているのに対して、GL01P/GL02Pの連続通信時間は9時間となっており、実際に使ってみてもバッテリの持ちはかなり良く感じる。
感覚としては、URoad-SS10やWM3600RなどのWiMAX対応のモバイルWi-Fiルータと同等くらいのバッテリの持ちがあるし、初期設定で10分間通信しない場合Wi-FiがOFFになって、待受状態になるので、『電源の切り忘れによるバッテリ切れ』は今のところ発生したことが無くて、このあたりはバッテリの持ちが良いのに加えて、トータルで使いやすいと感じているポイント(^ ^)
と言うわけで、通信速度の速さ&エリアの広さ&バッテリの持ちという意味で、現時点で使うなら、かなり快適なサービスだとは思っているのだけれど、問題は契約者数が増えて通信量が増えた時に、現状のような快適な通信速度が出るか?
という点で、そういう意味ではあんまり利用者数が増えると、既存ユーザとしては嬉しくないような複雑な気分(^ ^;
どちらにせよ、端末代を割賦でしか支払う事が出来ず、総額38,400円を1,600円*24ヶ月支払う必要のある現在の販売方法だと、あまりユーザ数は伸びなさそう。と思っていたり。(解除料金も高いし)