『iモードの年齢別契約の比率では、50代以上が42%になっている』という趣旨のツイートをTwitterで拝見したので、2002年のデータから直近のデータまで約10年分のデータを拾って、年齢別のiモード契約比率を集計してみた。
元となるデータはdocomoの契約数月次データより。
契約数月次データ : iモードご利用状況 | 企業情報 | NTTドコモ
■iモード契約 年齢層別比率(FOMA + mova)
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層になっている下の方が若い層で、上にいくほど年齢層が高い層。
グラフにすると一目瞭然で、直近の6ヶ月(2011年末)ぐらいで一気に50代以上の比率が増えて、50代未満の比率がガクンと減っている。
iモード契約者の年齢層が高年齢化している背景としては、iモード端末からスマートフォンへのシフトに伴って、iモードを解約しているユーザが多数いる事が原因と考えられる。
街中でもスマートフォンを見る機会が増えているし、iモードの契約者数が毎月減少している代わりに、spモード契約者数が増えている事を考えると、この傾向自体は全く不思議では無いけれど、特にここ6ヶ月近くの実績としてこれほど急激にシフトしているというのは、改めてまとめてみるとかなり衝撃的だった。
iモードと同じく、spモード契約者の年齢別の比率も気になるけれど、そちらについてはデータが公開されていなかったので不明。ただ、iモード契約者数の比率の変化を見る限り、基本的には若いユーザが多くて、50代以上のユーザの割合は少ないという事は容易に推測ができるけれど、スマートフォン版のらくらくホンの登場などで、高年齢層のスマートフォンシフトも加速してくのかも。
それにしても『年齢不明』というのが一定数いるんだけれどこれは法人契約…なのかな?(^ ^;