都内の地下鉄で最も速いペースでWiMAXのエリア化が進んでいた、都営三田線のエリア化を完了した事がUQコミュニケーションズより発表されている。
UQコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 野坂章雄、以下UQ)は、東京都交通局様との基本合意に基づき、地下鉄の駅やトンネル内(一部を除く)でWiMAXサービスがご利用いただけるようエリア整備を進めてまいりましたが、このたび、板橋区役所前駅の整備をもちまして、都営地下鉄三田線 三田駅~西高島平駅の24駅間でWiMAXエリア整備が完了しましたので、お知らせいたします。
これにより、東京都内の地下鉄走行区間では最長(約22.5km)のWiMAXエリア化となります。
『都営地下鉄三田線のWiMAXエリア整備完了』と発表されているのだけれど、細かく見ると、目黒駅、白金台駅、白金高輪台駅は、もとから2012年度末までのエリア化予定駅に入っておらず、当然今回エリア化が完了した駅に含まれていないので、今後のエリア化については今のところ不明。
とはいえ、都営三田線については一部の駅を除いてエリア化が完了しているのは、都内ではWiMAXが使える地下鉄区間がほとんど無いだけに、正直羨ましい(^ ^)
東京以外では、先日リリースのあった横浜市営地下鉄の全線エリア化や、4月の福岡市の地下鉄でのエリア化などが行われており、地下鉄のエリア化については携帯電話各社よりもUQ WiMAXの方がエリア拡大が早い印象。
東京都内の地下鉄の携帯電話&WiMAXのエリア化状況については以下エントリで随時更新中。
東京都内の地下鉄の携帯電話&WiMAXエリア化状況まとめ | shimajiro@mobiler
※今のところ、都内地下鉄でWiMAXエリア化されているのは三田線と、都営新宿線、丸ノ内線のごく一部の駅
日常的に使う機会がありながらも、これまでは通信が出来ない場所だった地下鉄トンネル内で通信が利用出来るようになるのは、都内で地下鉄移動をする際には本当に便利で、一日も早く『地下鉄トンネル内でもあたりまえに繋がる』ようになって欲しいなと。