au 4G LTEに発生していた障害の詳細情報が公開されており、影響範囲として最大約180万件の4G LTE端末に影響があった。とされている。
4G LTE対応機種での障害情報の詳細については、KDDIのお知らせにて。
auの4G LTE対応機種におけるデータ通信障害について – KDDI(PDF)
サービス名
au 携帯電話サービス
4G LTE対応機種におけるデータ通信サービス影響数
最大約 180 万
影響数の詳細については、ケータイWatchの記事に以下の情報が掲載されている。
auのLTEサービス、大晦日に一時通信障害 – ケータイ Watch
通信障害の影響を受けたのは全国の4G LTE対応機種で、3G端末は利用できた。対象ユーザー数は最大で約180万人と見られている。この人数は、全国の4G LTE稼働台数から、通信セッションが確立して通信できていた台数を引いて算出されている。
正常に利用できていた端末については対象の『180万』から除外されているので、4G LTEの契約数は『180万契約以上』である事がわかる。
仮に今回の障害の影響数の『約180万』が、現状のauの4G LTE契約件数だとすると、サービス提供開始(9/21)から3か月強で、180万契約を獲得している計算になる。
同時期のドコモのXiと比較すると、Xiの契約数は、
600万契約:9/23
700万契約:11/18
800万契約:12/16
となっており、12月末時点のXi契約数を推定で850万前後とすると、600万契約を突破した9/23からは、Xiが250万契約増加している計算となり、auがほぼ同じ期間で4G LTEユーザを少なくとも180万契約以上獲得している。
この数字を、既存ユーザの規模の違い(ドコモ 約6,000万/KDDI 約3,600万)を考えると、auユーザの中で急速に4G LTEのユーザが増加している事がわかる。
ドコモではXi対応スマートフォンの販売開始後、一気に契約数を伸ばしているいるので、auの場合も『最新機種を購入したら4G LTEの契約になった』というユーザが大半だとしても、KDDIも4G LTEユーザが一気に伸びていることが解る数字が(恐らく)初めて公表されており、個人的には予想していたよりも早いペースで4G LTE契約数が伸びていたのには驚き。